何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 2006年10月
来年の筆記試験に向けて
 ボチボチ来年度の試験に向け,添削の受講が増えてきているので,時事的なものばっかりじゃなく,たまには試験対策でも書こうかな.

 筆記試験の対象となる専門論文と建設一般論文ですが,どういった出題になるのかは未だはっきりしていません.出題文としては,多少の変更はあっても,大筋では今年までの過去問と似たようなものになると思います.
 たとえば,道路における自然災害対策のあり方に関する問題だと,その課題や方策は当たり前として,『応用能力』という観点から考えると,実際に災害が発生した場合の対処法など,が出題されるんじゃないかな.
 
 しかし,今年までの試験のように,調べれば誰でもわかる方策を羅列した論文,いわゆる『標準的な論文』では,合格は難しいと考えております.ある程度勉強すれば,誰でも標準的な論文は書けます.でも,標準的な論文の中では,試験官は合否の線引きができません.だからといって,大量に筆記合格者を出すことはないでしょう.
 自分が試験官になったつもりで考えればわかることですが,少数の合格者と多数の不合格者をどうやって選別しますか?
 
 要するに,標準的な論文が多い中で,ほかの受験者と差別化された解答をしないと,少数の合格者になれないということです.つまり来年からの筆記試験では,ありきたりな方策を解答するのではなく,「自分の意見」を前面に出していかないと合格できないということです.
 もちろん,「自分の意見」なんだから極論でもよいと思います……どこまで過激なものが許されるか,がポイントにはなりますが.逆に言うと,それぐらいのインパクトを与えないと,試験官の目に留まらない,つまり差別化されないということです.
 
 いよいよ来年から試験制度が変更されます.もし私が試験官なら,この制度の筆記試験では,「自分の意見」が無い論文は間違いなく不合格にします.筆記試験の段階で経験論文が読めないんだから,こういった強攻策を採らないと,専門論文と建設一般論文だけで合否の峻別はできないと思います.
 来年の受験に向けた添削では,「自分の意見」というものを重視していく方針です.この方針は,総監も一緒です.

―今日のことわざ―
虎穴に入らずんば虎子を得ず


道路科目 | 【2006-10-28(Sat) 11:04:05】
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サービスエリアにコンビニ.
 道路科目で受験される方だけでなく,建設部門の一般的な話題として,道路公団民営化の動向にはアンテナを張っておきましょう.
 先日の世論調査では,道路公団民営化で発足した高速道路会社に,通行料金の値下げを要望する声が多かったようです.ただ,こうした世論調査はあんまり信憑性があると思えないのですが.普通の人なら,安かろう良かろうというバイアスが掛かっているんじゃないかな……維持管理費とか目に見えにくいもんですし. 
 

コンビニエンスストア各社が高速道路のパーキングエリア(PA)やサービスエリア(SA)への本格出店に乗り出す。道路公団民営化で発足した東日本、中日本、西日本の基幹高速道路会社が管轄する約500のPA・SAのうち、今後5年間で3割弱に当たる130―135カ所にコンビニを誘致する方針を固めたことに対応する。従来の立地では競争激化で苦戦しているコンビニが新たな商機を求める。

 東日本高速道路は2007年3月期中に7店舗、来期以降も年間6―7店のペースでコンビニを誘致する計画を26日に発表する。コンビニ各社は今期分の入札に応募し、ファミリーマートが5店、セブン―イレブン・ジャパンとデイリーヤマザキが1店ずつ出店する予定。東日本高速道路は2011年3月末までに30―35店を誘致する方針だ。
 「NIKKEI NET 2006年10月16日」

 
 街中では飽和状態のコンビニ,新たな活路を見つけたようです.ひとつのサービスエリアに,ひとつだけ出店するんでしょうから,街中のような競合がないわけですよね.コンビニ各社にとってはオイシイ話なのかも.
 現時点では,どこが出店するのか,入札によって決めているようですが,そもそも妥当な価格なんてないんじゃないの?低価格による叩き合いならまだしも,いずれ談合になるような気がしないでもありません……あはは.
 
 ドライバーにとっては便利なんでしょうけど,街中のコンビニのように,安易に撤退してほしくないもんです.なぜかコンビニ店舗の後釜にはコインランドリーが多いんです.そんなに洗濯するものってあるんか……未だ解けない謎です.とにかくサービスエリアにコインランドリーは要りませんから,そこんとこ何卒よろしくお願いします.

―今日のことわざ―
鬼が出るか蛇が出るか


道路科目 | 【2006-10-26(Thu) 16:56:51】
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溶け始めたメタンハイドレート
 口頭j試験の準備をされている方だけでなく,来年受験される方も,地球温暖化に関する話題には敏感になっておきましょう.
 この記事はメタンハイドレートが溶け出したということなんでしょう.このブログでも「メタンハイドレート」という語句は数回使ってきたと思いますが,この物質は,メタンに水を加えた化学式,つまりメタンが固体になっている状態です. 

 地球温暖化の進行でロシア・シベリア地方の湖の下に閉じ込められていたメタンが気泡になって上昇し、大気中に大量に放出されていることを、米国とロシアの共同研究グループが25日までに突き止めた。メタンの作用で温暖化がさらに進む「悪循環」が始まったとみられるという。
 メタンは二酸化炭素の23倍という強力な温室効果ガス。従来ほとんど注目されてこなかったこの形でのメタンの放出を考慮して同グループが試算した結果、シベリアの湿地からのメタン放出量はこれまでの推定より最大63%も増えることが判明。今後、温暖化影響評価の見直しなどが必要になる可能性もある。
 米アラスカ大のケイティ・ウォルター博士らのグループは、2003年4月から04年5月までシベリアの湖で特殊な装置を使ってメタンの泡を連続観測。人工衛星の画像の解析や飛行機による観測結果を加えて放出量を試算し、大量放出の事実を確認した。
 同博士は、温暖化で凍土が解けたため湖の面積が拡大し、メタンの放出量が増えて温暖化をさらに進める、という形態の「悪循環」が始まったと指摘している。
 シベリアでは近年温暖化が進み、調査地点周辺でも1970年から現在までの間に年平均気温が2度ほど上昇した。この影響でメタンの泡を大気中に放出する湖の面積が広がり、2000年の放出量は74年と比べ58%増えたことも明らかになった。
 博士は「今の温暖化傾向が続けば、シベリアなど北極域の湖の地下に蓄えられた大量のメタンが泡になって大気中に放出され、温暖化をさらに加速させる可能性が高い」と警告した。
 「KYODO NEWS 2006年10月25日」


 この記事を簡単にまとめると,メタンの放出量が増えている→温暖化が進む→さらにメタンが放出される→さらに温暖化する……,という「悪循環」が始動したのではないか,ということです.そうなったら,一年中台風がやってきたり,日本でもマラリアが発生するような気候変動を起こすかも…….
 でも,この悪循環を止める手立てはないんじゃないかな?もちろん今やっているような対策では「悪循環」は止まらんでしょう.国交省は10月24日からエコロード・キャンペーンを実施しているようですが,シベリアのメタンハイドレートが溶け出したんだったら,焼け石に水です……自動車業界の後援が空しく感じます.
 
―今日のことわざ―
豚を盗んで骨を施す


建設一般 | 【2006-10-25(Wed) 11:48:24】
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排出削減できない温暖化ガス
 やっぱりというか,予想通りというか,温暖化ガス排出量は,相変わらずの増加傾向で推移しております.私自身振返っても,なんの対策もしておりません……大半の人がそうじゃないかな.

 環境省は17日、2005年度の日本の温暖化ガス排出量が13億6400万トン(二酸化炭素換算)だったと発表した。前年度と比べ0.6%増えており、1998年度から増加傾向が続いている。京都議定書の基準年(90年度)比では8.1%上回った。日本は08―12年度の平均排出量を基準年比で6%削減する義務を負っており、達成には計14.1%分の削減が求められる。

 前年度から削減が進まなかった理由について環境省は、厳冬の影響で家庭やオフィスなどでの暖房使用が増えたためと分析した。二酸化炭素排出源別にみると、工場などからの排出は90年度比で3.2%減ったが、商業施設や事務所などからの排出は42.2%増、家庭からの排出も37.4%増えた。
 「NIKKEI NET 2006年10月17日」


 そもそも目標値自体に無理があるんだよなぁ.この目標値は100mを5秒で走れって言っているようなもんでしょ.もっと現実的な数値にしないと,国民は見向きもせんでしょう……皆,日々の暮らしで精一杯なのですから. 
 今回の結果から考えると,排出削減対策って言われても,ミラクル的な方策以外,意味がないもんになるでしょう.教科書や白書なんかに書いてあるような方策は,100m走で例えるとシューズを履替えた程度のもんです.そんな生半端なもんじゃなく,ニトロを使ったエンジンを背負って走るとかしないとダメということです.

 ここまで来ると,環境省がどこで尻を捲るのかが焦点になってきましたね,厳冬の影響なんて逃げ口実使っているようですが.排出量取引や企業努力にも限界がありますし,ましてや国民はメリットが目に見えないと行動しませんし……クールビズやウォームビズ程度では屁のツッパリにならんということです.

 なにかと悪者扱いされるブッシュ米大統領ですが,排出量を削減しようとすれば景気は減速する,と言う彼の主張は,ある意味正論なんです.「美しい国づくり」という主観的で訳の分からんことに時間を費やすんじゃなくて,こうしたジレンマをどうするか,マトモな議論をすべき時期に来ているのだと思います.

―今日のことわざ―
下手の考え休むに似たり


建設一般 | 【2006-10-18(Wed) 20:07:01】
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大丈夫か,ソニー.
 今年8月にデルのノートパソコンで問題が発覚してからというもの,どう見てもソニーの対応は後手後手というか,嘘ばっかりでした.
 当初は「デル製品だけで他にはない」って説明し,その後アップルコンピュータのときには「これ以上の回収はない」と断言してたのに……その後も着実にリコールが増加しております……あはは. 

 東芝はノートパソコンに搭載したソニー製リチウムイオン電池の自主回収・交換問題で、電池を供給したソニーに損害賠償を請求する方向で検討に入った。回収による製品イメージ悪化や販売機会の損失について補償を求める方針だ。富士通も賠償請求の検討を始める見通し。大手企業間のトラブルは損害額や補償額を明らかにしないであいまいに解決することが多かったが、株主の監視の目が厳しくなる中で、賠償請求などの手段が広がる可能性がある。

 東芝は83万個のソニー製電池の回収を進めている。電池本体や物流経費など交換にかかわる直接的費用はソニーが負担する方向で交渉が進んでいる。しかし「販売機会損失やブランド価値の低下などについても補償を求めざるを得ない」(東芝首脳)としている。
 「NIKKEI NET 2006年10月16日」


 回収費用だけでも数百億かかるんでしょうし,これでプレステ3がコケたら目も当てられんような下方修正になるんだろうな……株主にとっては危機的状況です.ソニーの経営陣は考えが甘いというか,問題軽視というか,困ったもんです. 
 国内だったら松下やシャープもありなんでしょうけど,世界市場で考えると,ソニーのブランド力は群を抜いています.こうしたブランド力に対する過信,殿様商売ぶりが,問題への対応を遅らせたんでしょう.

 ソニーは個人主義の会社というイメージが強いんですが,コンプライアンス云々という組織体の力量が求められる今日,時代にマッチしていないのかもしれませんね.
 個性が際立った組織体の脆さが露呈しちゃったのかな……うちの事務所なんかと規模が違いすぎるので,あまり偉そうなことは言えんが.
 
 総監の口頭対策をされている方は,この問題をどう収拾し,どう改善していくべきか,自分の考えを明確にしておきましょう.技術の管理面はもちろんですが,経営的な視点もあればなお良しです.受験者の力量を確かめるには,一番のトピックスだと思います.
 
―今日のことわざ―
無い袖は振れない


総合技術監理 | 【2006-10-16(Mon) 18:05:18】
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一次試験の勢いで二次試験も.
 今年は一次試験の監督員じゃなかったので,ぶらっと紀伊国屋やLOFTに行ったら,もう手帳が出回っていました……もう少し品数を絞ったほうが,ユーザーとメーカー,共に有益じゃないのかな.
 とにかく,昨日受験された方,ご苦労様でした.APECさんのホームページで問題を見ましたが,それなりに良問だったと思います.なんの対策もせず,いきなり受験したら,合格点取れるかどうか怪しいですね……あはは.

 それはそうと,早くも昨日一次試験を受けた人の中から,二次試験の添削を受講したいとの申込みがありました.マークシート方式になっているので,もう合否がわかっちゃうんですね.こんな風に,勢いに乗って二次試験を受験するほうが楽だと思います.いずれ受験しなきゃいけないんだったら,勉強癖が付いているときのほうが得かなと.
 
 話はガラッと変わりますが,北朝鮮やっちゃいました.「核保有=核実験成功」というセオリーがあるから,予測されてはいたんですが,テポドンの時と同じく「まさか」というのが率直な感想です.
 これだけ国際社会が実験するなって圧力掛けたのに,結果論だけで捉えると逆効果だったのかな.今回は,いくらなんでも中国やロシアも庇いきれんでしょう.でも,核実験成功という判断を下すためには,複数回の実験による検証が必要になるので,このあたりどうなるんでしょうか.

 総監の面接準備をしている人は,こうした話が通じない相手への対処法について「自分なりの考え」を示したいもんです.誰もが認める正解はないので,私見でよいと思います.常識が通じない相手ですよ,あなたならどうしますか?

―今日のことわざ―
窮鼠猫を噛む


日々寸感 | 【2006-10-10(Tue) 19:52:23】
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あまりにも杜撰な雇用管理
 総監の青本は綺麗ごとを羅列しているだけであって,企業活動の実態は書かれていないんですよね……それでいいんだろうか?「人的資源管理」の項目になるんでしょうけど,最近問題視されている「偽装請負」と「偽装出向」の実態ぐらいは把握しておいたほうがよいと思います. 

 トラック製造大手の日野自動車が、実態は労働者派遣なのに出向契約を装う「偽装出向」で、人材会社から約1100人の労働者を自社工場に受け入れ、働かせていたことがわかった。東京労働局は職業安定法(労働者供給事業の禁止)に違反するとして指導。これを受けて日野は9月1日、すべての出向労働者を派遣に切り替えた。社会問題化している偽装請負と同様に、使用者責任をあいまいにしたまま、人員調整をしやすくする違法な手法がメーカーに広がっている実態が浮かび上がった。

 出向は、一般に企業グループ内の人事交流や研修などを理由とする場合は認められているが、人材会社が営利事業として行うことは、労働者を商品のように売り買いすることにつながりかねないため、禁止されている。
 ……中略……
 メーカーが工場労働者を外部から受け入れる場合は、労働者派遣法に基づく正規の手続きをとらなければならないが、出向契約を装うことで免れていた。派遣の場合、1年以上経過すると直接雇用を申し込む義務がメーカー側に発生するが、こうした義務を回避する狙いがあったとみられる。

 また、派遣の場合、労働者の社会保険加入状況を日野側が確認する義務があるが、出向の場合はない。実際、日野では、社会保険未加入の出向労働者が働いている事例が複数あったという。
 請負の場合は「偽装請負」だとして許されない正社員による指揮命令も出向契約だと可能だ。偽装出向は工場の現場を調査しただけでは発覚しにくく、偽装請負以上に製造業に利点が多い。
 ……以下略……「asahi.com 2006年10月6日」

 
 国土交通省の出先事務所と,同省所管の8公益法人(いわゆる建設協会,弘済会)も,労働者派遣法違反(偽装請負)と職業安定法違反の疑いで立入り調査を受けたようですね. 建設コンサルタントに勤めている人なら実態は理解しているでしょうが,建設協会や弘済会がやっていることって,あきらかに人材派遣業でしょう.こうした公益法人に中間マージンが入る仕組みがおかしいと誰でも思っているはず.
 
 似たようなことを大企業が確信犯的に行っているということです.人件費を削減しないと国際競争に勝てないという論理が罷り通るのはおかしいんじゃないかな?こうしたモラルに反する行為によって稼いだ利益でもって,景気回復って言っても…….
 
 ホワイトカラー・エグゼンプション(ホワイトカラー労働時間規制撤廃制度)なんかも知っていて当たり前の話です.経営者側,被雇用者,それぞれどんなメリット,デメリットがあるのか,これぐらいは把握しておきましょう.それにしても,すでにアメリカでは破綻しているような制度をこれから取入れたい経団連って……どんな感覚してんの?
 
―今日のことわざ―
痩せ馬鞭を恐れず


総合技術監理 | 【2006-10-06(Fri) 13:42:44】
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低価格落札緊急対策ってどんな対策?
 口頭試験の準備をされている方は,談合に対して自分がどういった考え方をしているのか,明確に主張できるよう準備しておきましょう.それにしても自民党は選挙対策に必死ですね……,低価格での落札防止対策って綺麗ごと言っても,談合しかないんやないの? 
 

自民党は2日、公共事業の無理な低価格落札による手抜き工事を防止するため、党内に「公共工事低価格落札緊急対策委員会」(仮称)を設置する方針を固めた。
 公共事業の安全性確保を目的に、政府に不当な低価格での落札防止対策を講じるよう求めるものだ。
 しかし、入札の低価格競争にあえぐ建設業界を救済し、来年夏の参院選での支援を期待した業界向けのアピールという側面もあり、今後、論議を呼びそうだ。

 小泉前首相の構造改革路線の中、公共事業の総額が年々縮小しているうえ、談合事件の摘発により、限られた事業を建設業者が奪い合い、低価格競争が激化している。入札価格を抑えようとするあまり、手抜き工事の横行や、施工能力のない業者の受注も指摘されている。建設費の削減圧力が引き金となった耐震強度偽装問題の表面化も、こうした懸念に拍車をかけている。……以下略……
 「YOMIURI ONLINE 2006年10月3日」

 

 昨晩は,村上龍がメインインタビュアーを務める「カンブリア宮殿」を見た人もいるんじゃないかな.「公共事業入札改革の行方」というタイトルだったので.
 ゲストとして,第一測量設計コンサルタントの近藤社長,バリバリ建設族の脇参議院議員,CM方式による施工を推進している希望社の桑原社長,3名が出演されていました.
 近藤社長は天下りの廃止,脇参議院議員は土木事業の特異性,桑原社長は自由競争の拡大を訴えておられました.村上龍は長崎県出身ということもあって,地方の実情を踏まえたコメントをしていました……ちょっと意外でしたが,彼が一番まともな感性を持っていたような気がします.

 談合を無くして自由競争(低価格競争)すれば,当然つぶれる会社(敗者)が出てくるわけですが,地方には敗者が転職する産業がないと思うんです.炭鉱を閉山した当時の例を挙げる方もおられますが,あきらかに時代が違います.
 それに,建設業に携わっている人が異様に多いんですよ……地方は.こうした人へのフォローなしに自由競争したら,地方経済はガタガタになっちゃうと思うんです.
 
 談合は必要悪なんじゃないかな,というのが私個人の意見ですね.モラル的に考えて過度のものは論外ですが,末端作業をする人の人夫賃を考えると「談合イコール悪」とは言い切れないんじゃないかと.
 
―今日のことわざ―
人の痛みは三年耐える


建設一般 | 【2006-10-03(Tue) 14:03:05】
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