何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 2006年11月
低炭素型社会と循環型社会
 やっとひとつ納品が終わったと思ったら,随契で新たな業務が流れてきた……来年度なのはありがたいが,来週早々打合せって,あまりにも時期が悪すぎる.
 もう3月が目前に迫ってきました.そろそろ受講者さんにも本腰を入れてほしいんだけど,納品時期と重なるから,本格始動は4月以降のつもりなのかもしれない.
 
 久々に環境省のホームページをのぞいたら,第2次循環型社会形成推進基本計画(案)に対する意見が募集されていた.今回は「もったいない」の考え方を前面に押出しているなぁ.なんでもかんでも,流行に乗っかればよいわけではないと思う.
 それにしても,低炭素型社会と循環型社会,どっちかひとつにまとめたほうがよいのではないか.今年の試験ではどっちが出題されそうか,と聞かれたら「低炭素型社会」のほうが確率は高い,と答えるだろう.
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 ちなみに,これらの社会像と観光立国がつながるんだろうか?観光客を呼び込もうとする施策は,大量とは言わないまでも消費を当てにするものだから,自然と廃棄されるものも増えると思うんだけど.
 何個も目指すべき社会像は必要ないと思うし,数が増えれば増えるほど整合性が取れなくなる.結局,この国をどういう方向にしていくのか,てんでバラバラのような気がする.

 モノを無駄にしないという「もったいない」の考え方は大切なんだけど,それに固執すると,当たり前だが経済は成り立っていかない.私たちは,有形無形問わずモノを売って給料を稼ぐわけで,それ抜きでは暮らしていけない.
 そもそも人間が生きていく限りエントロピーは増大する.ちなみに,会社のデスク上も増大しっぱなしだ.

 参考ホームページ:第2次循環型社会形成推進基本計画(案)に対する意見の募集について

―受講者の皆さんへ―
 建設部門の想定問題(専門その15,建設一般その2)の配布は3月中旬にします.全体の進捗状況を考えると,3月初旬に配布しても溜まる一方になると思うので……ハイペースでこなしている受講者さんにはご無理を言いますが,よろしくお願いします.
 総監部門の想定問題(その9)は,3月3日に配布する予定です.

建設一般 | 【2008-02-28(Thu) 15:52:01】
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道路特定財源改革の「4原則」
 そろそろ口頭試験対策は完了したかな?くれぐれも風邪などには注意してください.
 口頭試験で道路特定財源改革のことを聞かれる可能性はあると思うので,自分なりの考えをまとめておきましょう.いわゆる4原則ぐらいは頭に入れておいたほうがよいと思います.
 1.現行税率の維持
 2.一般財源化が前提
 3.納税者の理解を得る
 4.年内に具体案を取りまとめ

 安倍首相は28日午前の閣議後の閣僚懇談会で、年内にとりまとめる道路特定財源の見直しについて「現行の税率を維持し、一般財源化を前提に見直しを行い、納税者の理解を得ながら、しっかりとした具体案をとりまとめる。改革の名にふさわしい成案を得るよう、特にご尽力をお願いする」と述べ、官房長官を中心に検討を加速させるよう指示した。

 これに関連し、塩崎官房長官は同日午前の記者会見で、道路特定財源のうち法改正を必要とせずハードルが低い自動車重量税分(約5700億円)のみを一般財源化する案について「特定財源で明確に法定されているのは揮発油税(約3兆円)だ。国民の声を聞きながら、筋を通していかなければならない。果たして自重税に手をつけただけで、一般財源化と(国民は)受け取るかどうか」と述べ、法改正が必要で道路族などの抵抗が強い揮発油税分の一般財源化を検討する考えを示唆した。
 「asahi.com 2006年11月28日」


 これだけ首相が力を入れているんだから,来年の筆記試験では,道路特定財源に絡む出題を考えておくべきでしょうね.自動車業界などの猛反発が予想されるので,もう少し動向を見守る必要はありますが……個人的には,暫定税率をどうするかという議論が先にありきだと思っています.
 とにかく,指標上で景気が良くなったからといって,アホみたいに「よくなった,よくなった」と連呼し,すぐ増税路線に走る癖を直してほしいもんです……これじゃ本格的な景気回復はできんと思う…….

―今日のことわざ―
小利大損


道路科目 | 【2006-11-28(Tue) 13:04:37】
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添削指導の筆記試験結果
 今日(14日)で,添削指導の筆記試験結果に関する記事を更新するのは最後にします(加筆修正した箇所は青文字表記).
 受講者さん自身から指摘されたことですが,大阪で受験して筆記合格したのに,ブログでは大阪が全滅になっている,とのことでした.どうやら,住所から受験地を推定したことが間違いだったようです……申し訳ない.
 
 添削を受講された方だけでなく,これから添削を受講されようとしている方からも,私の添削指導における筆記試験結果に関する問合せが多いんです.ですから,受講者さんの個人情報に触れない範囲で,今年の結果をお伝えしておきます.
 
 受講者の総数は17名でした.このうち,道路科目が16名,鋼構造及びコンクリート科目が1名でした.なお,鋼構造及びコンクリート科目で受験された1名は,建設一般論文だけを添削したのですが,無事筆記合格されました.
 以下では,道路科目を受講した16名に絞って結果を書きます.受講者全員から連絡が来たので,これで確定です.
 6名が筆記合格されました.合格者は,経験,専門,建設一般すべての論文添削を受講された方です.全員ではないですが,択一は「青い炎さんのガチンコ」を利用された方が多かったようです.ちなみに,受験地は,東京,名古屋,大阪,福岡です. じつは,16名のなかで2名の方が失格扱いとなってしまった(筆記合格する力があっただけに残念でなりません)ので,道路科目の添削における実質的な合格率としては,6/(16-2)=42.8%です.
 
 以下,今年の筆記試験結果を踏まえた私見です(若干修正しております).
 全国に散らばる受講者を添削していれば,相対的なA評価というものが見えてきます.それを基準として私は添削していますし,受講者の多くはその基準で合格しています.
 試験官によって見方が違う点だとか,人数調整が必要だということは十分理解しておりますが,受験地によってABC評価に差があると,受験者は何を信じたらいいのか路頭に迷うんじゃないかな.
 
 たとえば,東京や大阪という都市部で優秀な人が多かったのなら,人数調整せず,そのまま合格者の数を増やす方向で考えればいいんじゃないかな.他方,筆記試験の答案を全国ごちゃ混ぜにしてABC評価すれば,こんな理不尽なことは起こらないんじゃないか,とも考えております.
 今のままの評価を続けていたら,送られてくるABC評価の信憑性がどこまであるのか,という事態になってしまうと思います.

 信じられないことに,経験だけがB評価だった人もいました.私の添削で,経験がB評価だったのは初めての出来事ですし,昨年A評価のものを今年ブラッシュアップして望んだのでB評価はありえない…….
 今年の道路科目は,経験の評価で人数調整したんでしょうが,こんな曖昧な評価をしてると受験者はイヤになってしまいますよ.

添削指導結果 | 【2006-11-14(Tue) 18:46:25】
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道路科目の筆記合格率?
 さて,道路科目の筆記合格率?を計算してみます.
 
 大まかな計算になりますが,受験申込者が2,952人,受験率を60%と仮定すると1771人,このうち207人が筆記合格されているので,全体として合格率11.7%ぐらいかな.昨年よりは多いような気がしますが,受験率や受験地ごとの最終番号が仮定なので,どこまで当てになるかわからん…….

 急いで作ったものなので,間違いがあるかもしれませんが,受験地別の合格率を示しておきます.名古屋がすごい…….

A:北海道…13.6%(197*0.6=118,16/118=13.6%)
B:東京…… 9.7%(777*0.6=466,45/466= 9.7%)
C:大阪……10.1%(495*0.6=297,30/297=10.1%)
D:福岡……10.7%(356*0.6=214,23/214=10.7%)
E:名古屋…17.9%(288*0.6=173,31/173=17.9%)
F:仙台……12.5%(200*0.6=120,15/120=12.5%)
G:沖縄……12.5%( 14*0.6= 8, 1/ 8=12.5%)
H:新潟……11.4%( 74*0.6= 44, 5/ 44=11.4%)
J:金沢……13.6%( 74*0.6= 44, 6/ 44=13.6%)
K:広島……11.2%(164*0.6= 98,11/ 98=11.2%)
L:高松……11.4%(175*0.6=105,12/105=11.4%)
M:横浜…… 9.6%(138*0.6= 83, 8/ 83= 9.6%)
 ※平成17年度 建設部門(道路科目)における受験率(1,794/2,985≒60%)



 さて,私の添削指導のほうです.
 まだ全員の連絡は来ていないのですが,現時点(PM19:50)で7名の受講者さんが合格しております.連絡が来ていない人たちも分母に含め,現時点での合格率は41%といったとこでしょうか.

 正直なところ,採点される試験官や受験地での人数調整によって,かなりABC評価にずれがあるな,と感じております.
 再現論文を読んだ私の評価として,同じようなレベルの回答をしたなと思う人達のうち,片方は受かり,片方は涙を飲んでいる状況です……試験制度を変更するのなら,このへんの改善を望みたいですね.試験は運もあると言えば,それまでなんですけど…….
 
 残念な結果だった方は,気持ちを入替えて頑張っていきましょう.いつまで引きずっても結果は変わりませんし,すでに来年の受験に向け,勉強を開始している人もおられるのですから.

道路科目 | 【2006-11-09(Thu) 13:28:49】
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京都議定書第2回締約国会議ですよ.
 いよいよ筆記試験の合格日が迫ってきました……指導をしている私も緊張する時期です.例年,道路科目は合格率が低いので,そろそろ今年ぐらいから上げてほしいんだが……ひとりでも多くの受講者に受かってほしい.
 とにかく今年受験された方,口頭試験の準備は進んでいますか?
 

 地球温暖化を防ぐための京都議定書第2回締約国会議(COP・MOP2)が6日、ケニアの首都ナイロビで始まる。京都議定書の見直しが初めて議論され、温室効果ガスを減らすための将来の枠組みについて、進展を図れるかどうかが注目される。
 会議は、約190か国から7000人が参加し、12日間の日程で開かれる。親条約である気候変動枠組み条約第12回締約国会議(COP12)も兼ねている。

 議定書は、2008?12年の温室効果ガスの平均排出量を、先進国全体で1990年のレベルより5・2%、日本は6%削減することを義務付けている。13年以降の「ポスト京都」では、途上国を含めた幅広い国が参加する道筋を模索する先進国に対して、途上国は反対している。最大排出国の米国が議定書を離脱していることが格好の口実になっている。

 先進国の新たな削減義務の議論を進めることについては日本もEUも消極的だ。世界の温室効果ガス排出量のうち、議定書で削減義務を負う先進国の割合は3割に過ぎない。全体の4分の1に迫る最大排出国の米国、途上国で排出量が急増している中国やインドは削減義務を負っておらず、「3割の国だけで努力しても意味がない」(環境省幹部)というのが本音だ。「YOMIURI ONLINE 2006年11月6日」


 口頭試験の面接日までには,京都議定書第2回締約国会議の議論結果が公表されると思います.先進国と途上国は歩み寄りができるか,どこまで本音の話になるか,これらが重要です.数値目標が変更されることはないと思いますが,何事も蓋を開けてみないとわかりませんから,注意しておきたいもんです.
 どうのこうの言っても,地球温暖化関連は要注意ですから,議論内容を踏まえた回答になるよう,各自で情報収集しておいてください.そうしないと,トンチンカンな回答になりますよ.

 ボチボチ来年に向けた添削の受講者が増えてきました.なかなか「やる気」が出にくい時期ですが,そろそろ重い腰を上げて頑張りましょう.
 
―今日のことわざ―
蒔かぬ種は生えぬ


建設一般 | 【2006-11-06(Mon) 10:32:31】
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