何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 2007年11月
簡単な算数
 冬柴国交相が「中期計画の道路事業費68兆円について見直す考えはない」と言い切ったようだ.国交省はやる気まんまんだなぁ.
 ちなみに,公表された総事業費は68兆円以上の内訳は,道路整備費65兆円,高速道路の料金値下げなど道路関連施策費3兆円以上である.

 平成15年度?19年度の5年間を計画期間とした現行計画では,道路整備の事業量を38兆円としているんだけど,それは予算であって実績は約88%の34兆円になってしまう.
 ここからは小学生の算数になるが,34兆円×(10年間÷5年間)=68兆円,これは平成20年度から10年間の中期計画総事業費68兆円そのものではないか!期間が2倍になるから要求額も2倍にしました,ということか!恐れ入った…….
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 道路を専門としている私にとって,国交省の意気込みはありがたい話だが,もう少し世論にも配慮が必要だったと思う.単純な算数で総事業費を出してしまっては,マスコミに突っ込みどころを提供するようなもんである.
 極端に言えば,5兆円は一般財源として社会福祉に役立ててください,ぐらい大見得を切ってもよかったのではないか.交渉ごとはパーフェクトに相手を打ち負かすことではない.相手に心地よい思いをさせながら,結果的に自分が勝てばよいのである(口頭面接も似たようなものです).マスコミに操作される世論を敵に回したら,いずれしっぺ返しを食らう.
 
 道路設計に携わっていたら嫌でも痛感していると思うが,ラフなものとはいえ一通り平面図や縦横断図を仕上げた後,それを地元へ下ろしたら大幅な変更(一からやり直し)になる場合が非常に多い.好き勝手なことを言う関係者がいることも確かだが,国民を味方につけていれば,このへんの無駄は改善されるような気がする. 
 まだまだ整備すべき道路(いわゆる真に必要な道路)が残されていることは,道路を専門としている技術者なら重々承知している.しかし,暫定税率を負担している道路ユーザー(国民)の理解を得たうえでの道路整備,ということを忘れてはいけない.
 
 国交省のホームページに道路の中期計画(素案)が掲載されているので,口頭試験の受験者はもちろん,来年の受験者も目を通しておいたほうがよいと思います.

 参考ホームページ:◇資料◇道路の中期計画(素案)

道路科目 | 【2007-11-27(Tue) 20:17:17】
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リンクの紹介
 初めてかもしれないけど,リンクを張っているブログの紹介をしておきます.なぜか「鋼構造及びコンクリート」を専門とする人が多いんです.
 最近,橋梁は高度化されてしまって,専門の人じゃないと理解できなくなっているので,聞ける人がたくさんできたなぁと,勝手にほくそ笑んでいる.今回,建築構造が専門の人も加わったので,さらにパワーアップされた感じになった.

 リンク箇所のSUKIYAKI塾(これは紹介するまでも無いでしょう)から下のブログを紹介しておきます.専門とする分野は違えど,全員,優秀な技術士だと思っています.
 ちなみに,Dr.GEISTさん以外の人は,これまで(現在含む)の添削受講者さんです.私の知らない間に着々と,受講者さんの間でネットワークができあがっているようです.日常とかけ離れたネットワークを持つことは,非常に有意義なことだと思っています.

Dr.GEIST's SELFISH BLOG
 建設部門(鋼構造及びコンクリート)の技術士で,橋梁技術者の「Dr.GEISTさん」のブログです.現在音信不通なので,いつか外さないといけないと思いつつ外しておりません.技術士試験に役立つ情報が記載されていただけに,一般公開の再開を期待しております.

橋梁技術者バルのブログ
 建設部門(鋼構造及びコンクリート)の技術士で,プレストレストコンクリートが専門の「バルさん」のブログです.本人の気持ちが率直に(ぶっちゃけて)表現されているので,受験者だけでなく既技術士の人も共感できる点が多いのではないでしょうか.こういった記事の中に,さりげなく参考になるポイントがあるんだよなぁ.

P.E.Jp Noah's Blog
 建設部門(鋼構造及びコンクリート)の技術士で,鋼構造が専門の「Noahさん」のブログです.なかなか更新は進んでいませんが,これもプロジェクトを任される立場に無理矢理?座らされる技術士の宿命かなと…….プロフィールも今日更新されたようなので,秘密裏に始動準備を進めているのかも.

技術士(建設@道路)の日記
 建設部門(道路)の技術士で,道路計画が専門の「よっしー1号さん」のブログです.道路計画が専門というより,道路関係の業務は何でもこなされていると思います(道路科目で受験する場合,同様の人が多いはず).ブログを立ち上げて日が浅いので,今後どのような内容になるのか期待です.

こうへいのちちの日記
 建設部門(鋼構造及びコンクリート)の技術士で,建築構造が専門の「こうへいのちちさん」のブログです.建築が専門の方ですから,土木と違った視点で技術士を捉えられていると思います.更新間隔が空いている時期もありますが,自身の受験体験談などを中心に記事が展開されているので,今後に期待です.
 
 今日,「こうへいのちちの日記」をリンクへ追加したばっかりなのに,またプレッシャーをかけてしまったようだ……これも愛嬌ということで.
 これまで(現在含む)の添削受講者さんで,ブログを開設された方は気軽にメールしてください.もちろん,技術士であろうと受験者であろうと関係ありません(受験者さんなら体験談を書けばいいだけだし).ただし,リンクを張るときにプレッシャーをかけられることは覚悟しておいてください……あはは. 

日々寸感 | 【2007-11-23(Fri) 13:44:01】
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面接で聞かれそうな時事的問題
 すっかりご無沙汰のブログ更新だが,今週は実務が忙しすぎた.明日からの3連休で少し休息を取ろうと思っているが,多分無理だろうなぁ?.業務を平準化することが理想なんだけど,実際は先方の都合もあって非常に難しい.

 言い訳はこのぐらいにして,めでたく筆記試験に合格した人は,本腰を入れて面接対策を進めているだろう.年明けに面接がある人は,ある程度の中だるみは仕方ないと思うが,ぼんやりしてればいいってもんじゃない.各自やることは多々あるはず.CIMG09482
 面接で聞かれそうな時事的問題としたら,こんなもんだろうか?建設部門と総監部門,ごちゃ混ぜになったが,下に進むにつれ総監部門の色合いが濃い.ちなみに,談合問題は掃いて捨てるほどあるので,ここでは取上げない.

・栗本鉄工所(鉄製円筒型枠の強度データ改ざん)
・大成建設(ベトナムクーロン〈カントー〉橋の崩壊事故)
・米ミネアポリス落橋事故
・竹中工務店(超高層マンションの鉄筋強度不足)
・清水建設(超高層マンションの鉄筋本数不足)
・ニチアス(耐火性能偽装)
・東洋ゴム工業(断熱板偽装)
・シンドラーエレベータ(エスカレーター挟まれ事故)
・中華航空機の炎上事故(可動翼のボルト)
・食品偽装(白い恋人,比内地鶏,赤福,船場吉兆……ほか沢山)
・コムスン(介護報酬の不正請求)
・NOVA(経営破綻に伴う受講者・講師問題)

 面接に望む受験者は,これらの概要と対応(倫理面含む)ぐらいは頭に入れておきたい.いちいち説明しなくても,自分で調べれば概要はつかめるだろう.
 もちろん,対応は誰かに教えてもらうのではなく,各自で考えるべきことです.どっかの社説や教科書を棒読みするような,頭でっかちの答えは必要ない.自分の言葉で,普段の自分が持っている常識を披露すればよい. 

―今日のことわざ―
天は自ら助くる者を助く


日々寸感 | 【2007-11-22(Thu) 22:14:56】
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(事務連絡)論文添削について
 筆記試験の結果発表から20日も経っていないのですが,論文添削の受講申込みは,11月末日の11月30日(金)で締切にしました.建設部門(道路)と総監部門,どちらも同日に締め切ります.先着順ですから,今後の申込みについてはお断りする可能性が高いかもしれません.
 なお,私としては,これまでの受講者さんを優先的に引き受けるつもりです.これまでの受講者さんが再チャレンジを希望される場合などは,11月30日(締切)後でも結構ですから,私宛に直接メールしてほしいと思います.

 たしか昨年は2月末頃に締切したんですが,今年はもう締切の案内を出すことになってしまいました.せめて願書提出直前ぐらいまでは受講できるようにしたいのですが,なかなか思うようにはいきません.
 私の処理能力から考えると,無尽蔵に受講者さんを増やすことはできないので,ご了承願います.

―受講者の皆さんへ―
今日(17日)と明日(18日)は出張なので,添削をお休みさせてください.
簡単なメールのやり取りはできますけど,添削は月曜日(19日)以降になると思います.
ご無理を言いますが,よろしくお願いします.

日々寸感 | 【2007-11-17(Sat) 08:27:57】
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白い恋人は復活できるか
 石屋製菓の「白い恋人」が,11月22日に販売再開するらしい.今年は,白い恋人,赤福(類似品含む),比内鶏,船場吉兆など,彦麻呂に言わせれば『不祥事の玉手箱やぁ?』という状況が続いた.
 
 教科書的には,コンプライアンスを含むCSR(企業の社会的責任)活動によって企業の信頼を回復すべき,ということになる.社内改革としては,衛生管理や品質管理に関するマニュアルの策定,内部通報制度なんかは必須事項だ.こうした企業側の措置に加え,食品衛生法とJAS法の曖昧さを改善し,食品偽装を査察する体制強化も求められる.

 生産費用の上昇を販売価格に転嫁できるような大手企業と,それができない中小企業を同じ土俵の中で論議するのは乱暴だと思うけど,とにかく食品製造業者は板挟みの状態である.原材料や燃料費は高騰の一途をたどっている反面,大手スーパーなど小売店からの値引き攻勢は止むことがない.
 また,最終消費者である私たちも安価なものを欲しているし,安価でなければ買わない時勢なのである.まじめに作ったからといって,必ずしもそれが適正な価格で売れる時代じゃないことは,建設業界の人なら痛感しているはずだ.
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 ニュースで目にする機会や体感することも増えたと思うが,原油や穀物など商品市況の高騰は,経済学的に説明できる域を大幅に超え,すでにマネーゲーム化している.原油の適正価格なんて,新興国の成長を見込んでも1バレル当り40ドルがいいとこだろう.それが100ドル付近まで跳ね上がっている.
 こうした生産費用(賃金,原材料,燃料費)の上昇は「コスト・プッシュ・インフレ」を招くことになる……賃金だけが上昇していないので,なお悪いんだが.
 
 倫理的に考えて食品偽装は許されることではない.経営者が「楽に儲かるし,社員は内部告発しないだろう」という意識のもとで取った行動は言語道断である.
 しかし,コスト・プッシュ・インフレを抑制するような手を打っていかないと,それに潰されかねない中小企業が今後も不祥事を起こすだろう.倫理が大切なことを十分理解している経営者も所詮人間である.人間には我慢の限界というものが必ず存在する.

 最近,北海道の受講者さんが増えてきたからかもしれないが,個人的には,北海道の象徴だった「白い恋人」の復活を願っている.

―事務連絡―
 平成20年度の論文添削は24名(建設20名,総監4名)の申込みをいただきました.申し訳ありませんが,年内で受講申込みの締切は確実だと思います.申込みを考えている人は迅速に決断?してください.先着順ですから,今後の申込みについてはお断りする可能性もあります.

総合技術監理 | 【2007-11-14(Wed) 21:49:13】
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まだまだ道路は必要ですよ.
 筆記試験の発表から日数が経ち,そろそろ落ち着いてきた頃だと思う.
 筆記試験の結果発表後,平成20年度の受験に向けた添削の申込みが増え,すでに19名の受講者さんを抱える状況となった.私の処理能力から考えると,年内には受講を締め切るかもしれないので,申込みを考えている人は早めに決断?してください.
 
 ここから本題だけど,口頭試験の準備をしている受験者はもちろん,来年の受験者も「道路整備中期計画」の動向はチェックしておいたほうがよい.
 この記事を簡単にまとめると,次長課長の河本じゃないけど,「お前(一般財源)に食わせるタンメン(お金)はねえ!」ということだ.予想通りの展開だが,マスコミから叩かれるだろうなぁ?.

 国土交通省が13日にも公表する2008年度から10年間の道路整備中期計画の素案が明らかになった。交通安全対策などの課題ごとに事業の採択基準を数値で示したのが特徴。道路計画では初の試み。ただ国交省は新基準を使って算定しても現行水準と同じ投資額を要求しており、財政再建に逆行するとの批判が出る可能性がある。

 中期計画は政府が年内をメドに決める。素案はそのたたき台。10年間の総事業費(国費を投入する国道と地方道、高速道の合計)は道路整備を65兆円、高速道路料金の値下げなど道路関連事業を3兆―4兆円以上とする方向で、財務省などと調整している。「NIKKEI NET 2007年11月10日」

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 口頭試験では,国交省の課長補佐級?の人も,面接官として在席すると思う.つまり,まだまだ必要な道路があるので予算は必要だ,というスタンスで受験者も望んだほうが得ということだ.もう道路はいらないんじゃないか,という本音を持っている受験者も,面接当日は,あえて自分の意見を封印したほうがよい.

 今年度からプレゼン的な要素が増えるとはいえ,口頭試験は議論する場ではない.あくまで基本は,対等の立場に立った議論ではなく,面接官の質問に対し受験者は的確に答えるだけである.極端に言うと,面接官は神様なんだ,という感覚で望んだほうがよい.

 紹介するのが遅れましたが,リンクを新たに追加しました.
 昨年度の建設部門(道路)の受講者さんで,来年度の受験に向け総監部門を受講されている「よっしー1号さん」の「技術士(建設@道路)の日記」です.たまには役に立つことも書いてくれるはずなので,覗いてみてください.プレッシャーをかけておこう.
 紹介ブログ:技術士(建設@道路)の日記

―今日のことわざ―
長い物には巻かれろ


道路科目 | 【2007-11-10(Sat) 10:32:34】
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ABC評価はホドホドに
 筆記試験の結果(ABC評価)を受け取って,愕然とした受験者も多いと思う.毎年,ABC評価に納得できない受験者が量産されているんだろうなぁ.ABC評価を額面どおり解釈してしまって,路頭に迷ってしまう受験者があまりにも多いと感じる.
 よくある話だけど,自分は専門の必須問題でミスしたから,専門だけがB評価だろうと予想しているところに,「専門A,一般B」なんていう評価が飛び込んでくる.この場合,どう考えればいいんだろう?

 私が建設部門を受験したときは,ABC評価なんてなかった.ただ合格か不合格が通知されるだけで,専門や一般ごとの評価は無かったと思う……もう何年も前のことだから記憶が曖昧だけど.
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 そもそもABC評価って必要だろうか? 
 択一のように客観的な評価ができるものなら価値はあるだろうし,受験者もその結果に納得するだろう.その反面,主観的な評価となる論文は,どうしてもABCの判断基準が試験官によって異なってくる.その評価をABCに細分化して受験者に知らせる価値があるだろうか? それを受け取った受験者にとって,どんなプラス作用があるんだろうか……負の側面のほうが強いのでは?と思う.

 さすがに,私が受験した当時のような「専門や一般ごとの評価も無し」では,受験者は酷かもしれない.でも,筆記試験の出来はある程度,受験者自身でも分析できているはずだ.その分析を覆すようなABC評価を受けるより,合格か不合格,それだけ分かればいいんじゃないかな……そのほうが試験官も採点しやすいだろうし.
 
 好き勝手なことを書いたが,結局は現行制度で受かったものが勝者である.穴が開くほど受け取ったABC評価を見たところで,勉強を再開しないことには何も変わらない.
 なかなかモチベーションが上がらないのは理解できるけど,ABC評価に固執するのではなく,来年こそは,と気持ちを切替えて勉強を再開してほしいと願う.

―今日のことわざ―
大勇は闘わず


日々寸感 | 【2007-11-06(Tue) 18:53:19】
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添削指導の筆記試験結果
 受講者全員から連絡が来ていないのですが,今日(11月4日)の更新で,今年の添削指導結果は確定とします.
 受講者さんのABC評価については,大阪は一般A,専門Bの評価が多く,それ以外の受験地では一般B,専門Aが多かったです.あくまで受講者さんの傾向ですから,受験者全体を表すものではありません.普通に考えたら,添削指導者が同じなんだから,同じような評価になってもよいと思うのだけど……相変わらず思うようにはいきません.
 予想外というか異常な結果だった受験地もありました.あんな厳しい評価をする試験官なら,A評価をつけた論文はゼロじゃないかな.
 総監部門のABC評価は必須科目だけだから,傾向も何もなくて,合否だけ通知されるといった感じでしょうか.
 
 昨年に引き続き,受講者さんの個人情報に触れない範囲で,今年の結果をお伝えしておきます.
 最初にお願いなんですけど,受講者さん数名から,添削講座の合格率を引き下げて申し訳ない,という趣旨のメールを頂いたのですが,気にしないでほしいと思います.くれぐれも添削講座の合格率を競っているわけではありませんから.
 
 受講者さんの総数は28名,内訳は,建設部門(道路科目)22名,総監部門6名でした.
 まず,建設部門(道路科目)22名の結果を書きます.失格者はいないと思うけど,受験を見送った受講者さんが1名おられました.
 6名が筆記合格されました.受験地は,大阪,福岡,名古屋,広島,高松です.単純な合格率を算出すると,6/(22-1)=28.6%です.この分母の中には「添削料を払ったけどまったく勉強しなかった人」や「仕事の都合で勉強できなかった人」も含まれます.当たり前ですが,そのへんを考慮すると実質的な合格率は上がります.

 つぎに,総監部門6名の結果を書きます.総監部門も受験していない受講者さんが1名おられました.
 1名が筆記合格されました.単純な合格率を算出すると,1/(6-1)=20.0%です.建設部門と同様に,この分母の中には「添削の途中でリタイアした人」も含まれます.総監部門の場合,受講者さんの数が少ないことに加え,択一の出来も合否を左右するので,あんまり参考にならないかな.
 建設部門を取得した脱力感かもしれませんが,6人中3人もの受講者さんが途中でリタイアしてしまったので,受講者さんのモチベーションを保つのが難しいと痛感しました.

 以下,今年の筆記試験結果を踏まえた私見です.

 建設部門(道路)については,専門必須の採点が試験官によって大きく異なったんだろうと思います.試験官によっては論理構成を重視して厳しい評価をしたと思うし,曖昧な状況の道路特定財源だからある程度の出来なら合格にした試験官もいるでしょう.試験官の当たりはずれがあることは否めないですけど,それが技術士試験だから割切りも必要です.
 とにかく筆記合格率が高くなったので,口頭試験は厳しいものになるでしょうね.
 
 総監部門については,出題が青本以外のBCPだったので,論文の出来は似たり寄ったりの状況だったと思います.BCPに熟知している試験官は少ないと思うので,その認識度合いによって,採点が厳しくなったり緩くなったりしたのではないでしょうか.
 口頭試験は,例年通りの合格率になると思います.

添削指導結果 | 【2007-11-04(Sun) 16:31:51】
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道路科目の筆記合格率
 数名の方から受験率が違う,との指摘を頂きました.青い炎さんが日本技術士会に問合せしたらしい.
 年間2万円という高い会費を取っているんだから,受験者が必要としているようなデータは早めに公開してもいいんじゃないかな?どうしても主観が入る試験なのだから,オープンにできるもの(受験地別の実質的な合格率など)は早めに公表すべきだと思う.愚痴を言っても仕方ないので,素直に過ちを認めて訂正しておきます.

 道路科目の筆記合格率は21.6%のようなので,そこから逆算してみる.総監部門のほうは科目によって異なるので,自分が受験した科目で確認してみてください.
 
 大まかな計算になりますが,筆記合格率が21.6%で確定しているとすると,531人が筆記合格なので,受験者数は2,458人(併願を除く),受験申込者が3,139人だから受験率は78.3%ぐらいかな.例年にない高い受験率だなぁ.
 先日(28.2%)は筆記合格率が高すぎると書いたが,21.6%なら許容範囲かもしれない.受験地としたら福岡が厳しい数字になっているけど.口頭試験の合格率を80%ぐらいにして,最終的に17%ぐらいの合格率に調整するのかな.
 なお,受験率や受験地ごとの最終番号が仮定なので,この合格率はどこまで当てになるかわかりません.

 急いで作ったものなので,間違いがあるかもしれませんが,受験地別の合格率を示しておきます.大盤振る舞いになってしまった気がしないでもないが…….

A:北海道…20.5%(205*0.783=161, 33/161=20.5%)
B:東京……20.5%(791*0.783=619,127/619=20.5%)
C:大阪……24.4%(555*0.783=435,106/435=24.4%)
D:福岡……13.1%(332*0.783=260, 34/260=13.1%)
E:名古屋…24.7%(310*0.783=243, 60/243=24.7%)
F:仙台……24.7%(237*0.783=186, 46/186=24.7%)
G:沖縄……22.7%( 28*0.783= 22, 5/ 22=22.7%)
H:新潟……20.0%( 77*0.783= 60, 12/ 60=20.0%)
J:金沢……22.6%( 89*0.783= 70, 12/ 70=17.1%)
K:広島……22.8%(190*0.783=149, 34/149=22.8%)
L:高松……21.1%(188*0.783=147, 31/147=21.1%)
M:横浜……29.0%(137*0.783=107, 31/107=29.0%)

 さて,私の添削指導のほうです.
 まだ全員の連絡は来ていないのですが,別記事に書きましたが,建設部門6名,総監部門1名の受講者さんが合格しております.
 残念な結果だった方は,気持ちを入替えて頑張っていきましょう.いつまで引きずっても結果は変わりませんし,すでに来年の受験に向け,勉強を開始している人もおられるのですから.

道路科目 | 【2007-11-02(Fri) 08:39:35】
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建設部門 択一問題集  平成29年度版
総監部門 択一問題集  平成29年度版
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