何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 2009年07月
いよいよ「祭り」だ!
 土曜日の総監部門,日曜日の建設部門,いよいよ間近に迫ってきました.今年は,先週からの豪雨による災害復旧で,勉強の予定が大幅に狂った方も多いと思います.だけど,災害対応は建設部門を受験する誰もが抱えている「共通の悩み」と割切ってください.
 梅雨明けが遅れているから,「いよいよ祭りだ!」という感じはまったくしないが,今年も同じ画像を使ってみました(一昨年から同じなので来年は変えないとまずいかも……).

 毎年感じることだけど,ほんと1年間は早い.
 ちなみに,論文添削のほうは,受講者さんそれぞれ抱えている事情も異なるので,試験直前(極端に言うと前日)まで継続中です.一日も早く,論文作成から暗記(復習)へと移行してほしいのですが……とことんお付き合いしましょう.
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 残り一週間を切った今,モチベーションを上げるためには,試験に合格した自分をイメージすることが有効だと思います.過酷な労働環境に押しつぶされそうな今だからこそ,何事もポジティブに考えることが大切です.
 たとえば,技術士と印刷された名刺を使って「自分が活躍している」イメージ,勤務先によっては資格手当が出るので「お金が増えてウハウハしている」イメージ,こんなイメージを描いてみたらどうでしょうか.
 その反面,今さら手を付けたらまずいのが,アタフタと新たなことを始めることです.残り一週間しかないんだから,これまで自分が培ってきたものを熟成させることに注力しましょう.

 毎年言っていることですが,筆記試験当日の心得としては「自分が冷静な状態でいられるかどうか」を重視してください.人それぞれ性格や境遇は異なるので,落着くための対策に万人共通の手段なんてありません.自分のやり方がベストと感じれば,それで十分だし,験(げん)を担ぐのもひとつの手段です.

 このブログを見ている皆さんの健闘を期待しております(当たり前だが受講者さんは特に).自分がやってきたことに自信を持って,最後まであきらめずに頑張ってください.

―今日のことわざ―
念には念を入れ


日々寸感 | 【2009-07-27(Mon) 12:28:20】
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高速道路の無料化?
 民主党の政権公約である「高速道路の無料化」は「原則完全実施」で決着したらしい.財源をどうするつもりなんだろうか?安けりゃいいってもんじゃないと思うが.
 ちなみに,民主党が圧倒的有利だからと言っても,技術士試験で記述する内容は,現在の国交省(与党)が考えた施策を踏襲しておくべきです.民主党に政権が変わるとしても,それは筆記試験終了後のことですから,口頭試験(面接)のときに対策を考えれば十分です.
 筆記試験の段階で右往左往する必要はありません.

 民主党は16日、衆院選のマニフェスト(政権公約)に掲げる高速道路の無料化について、首都高速や阪神高速など交通渋滞が激しくなる路線を除き、政権に就けば来年度から実施する方針を固めた。利用量の少ない地方から始め、需要の状況を見極めながら対象を広げていく。

 原案では「一部の着手」にとどめる方向だったが、完全実施を求める議員らが巻き返した結果、「原則完全実施」で決着した。ガソリン税などの暫定税率の即時撤廃とともに、特に地方の自動車ユーザーの期待が大きい政策を重視する姿勢を打ち出す。
 ……以下,省略……
asahi.com:首都高・阪神除き高速無料化 民主公約、来年度から実施
 「asahi.com 2009年7月17日」

 民主党が考えている無料化の基本的な目的や効果は,民主党高速道路政策大綱?高速道路の無料化?に書かれているので,ちょっとコメントをつけてみよう.
 (1)生活コスト・企業活動コストの引き下げ
 これは単純なメリットと捉えがちだが,本来必要なコストを下げるんだから,どこかにしわ寄せが及ぶことになる.それを一般財源で賄ったら,クルマに乗らない人が損する不公平になるのでは…….
 (2)地域活性化
 地価の安い地域への企業進出などを期待されているようだが,いつまで三大都市圏からの企業誘致に振回されるんだろうか?不況と同時に工場撤退されて地域経済がズタズタになる,という今回の手厳しい教訓が活かされていないのでは?
 地域産品の需要地への進出拡大,観光産業の活性化にしても,三大都市圏からお金を引張ってくる構図のままだから,そこが経済的なダメージを受けると,地方は倍返しの洗礼を受けてしまう.保護主義になるかもしれないが,地域内でヒト・モノ・カネを循環させる経済(たとえば地域通貨)を本気で考えていかないと,これだけ疲弊した地方の活性は望めない.
 (3)温暖化対策
 「一般道から高速道へ交通が移行すれば渋滞解消・緩和,CO2も減る」という論理は一見もっともらしいが,環境負荷の少ない公共交通の経営や交通弱者の立場をどうするつもりだろうか?「マイカーから公共交通へ」という流れに真っ向から反対しているのでは?
 (4)「ムダづかい」の根絶
 既存の高速道路を有効活用してバイパス道路建設を抑制するらしいが,何もバイパスは並行路線ばかりではないし,高速道路とバイパスを一緒くたにするのはいかがなものかと.

 コメントと言いながら,思いっきり難癖をつけた格好になってしまった……が,現在道路が抱えている課題は,高速道路を無料にすればかなり改善されることは間違いない.一般国民受けする施策を打ち出そうとするのは理解できるんだけど,民主党には,メリットばかりを列挙するのではなく,負の側面に対する具体策も提示してほしい.

 受験者の皆さんは,今回の記事も「試験勉強の息抜き」と考えていただいて,明日からの三連休,最後の追い込みをかけてください.

―今日のことわざ―
背水の陣


道路科目 | 【2009-07-17(Fri) 12:08:32】
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情報カードは使えるかも?
 毎年言ってることですが,筆記試験が間近に迫ってきたので,自分なりに取捨選択して「やめること」を決めてください.あれもこれもと「やること」ばっかり考えても,時間が足りないのは明らかです.
 ここまできたら,新しい情報を仕入れる必要はないと思います.それよりも,これまで蓄積してきた情報(あるいは作成した論文)を覚えることに専念しましょう.
 ちなみに,準備した論文を一字一句丸暗記するよりも,現状や課題,解決策など,それぞれのパーツを確実に覚えるスタイルのほうがよいと思います.そうしないと,想定外の出題のときに対応できないので.

 ここから先は雑談ですから,読むのを「やめること」も選択肢として「あり」です.
 WordやExcel,マインドマップのようなパソコン上のソフトだと,今まで自分が蓄積してきたパーツ(課題や解決策)を全部同時に見れるわけじゃないから,どうしても国交書の報告書や白書を手っ取り早く清書してしまう傾向が強い.下手すると,自分の思考を止めた写経で論文作成が終わってしまう.
 たしかに,清書にはパソコンが便利だが,そこに至る思考過程では,やはりアナログかなと……情報カード(あるいは京大式カード)という昔懐かしいツールが使えるのではないか?
 もちろん,パソコン上で自分の思考を展開できる人ならアナログを取入れる必要はないが,パソコンの前に座って何時間も過ぎていたり,ただ単に古臭いからといってアナログツールを避けるのは本末転倒です.

 たとえば,現状,課題,解決策,具体策などを,それぞれ情報カードに蓄積しておいて,予想問題に対してカードをくくり,カードをシャッフルして,使えそうなカードをつなげてみる.ここでのキーポイントは,カードをくくること(それがパソコン上では難しい).
 こうした過程をアナログで処理した後,自分が納得できた「カードのつながり」をパソコンで清書する.要するに,デジタルとアナログの使い分けということ.これなら,自分の考えや応用力も強化されやすいし,基本的な論理的考察力や課題解決能力も確実に養えるかなと.
 おまけに,これらのカードを覚えておけば,試験当日の設問を見てから論理構成を組立てやすくなるかも……何と言っても技術士の筆記試験はアナログですから.

 つい先日,KJ法の川喜田氏が亡くなったので,ちょっとアナログ回帰してみました……あくまで情報カードは「思いつき」であって,くれぐれも今さらカードを作る作業は「やめること」です.今年受験される人は「雑談」として受け止め,目先の試験に向けて頑張ってください.

―今日のことわざ―
物には時節


日々寸感 | 【2009-07-10(Fri) 21:47:38】
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相互依存関係
 「i-Japan戦略2015」が発表されたようだが,相変わらずアチャラ語が目に付く.イノベーションは百歩譲っても,インクルージョンなんてアチャラ語はどうでもよい.そうは言っても,総監部門の択一で出題されそうなクラウドコンピューティング(cloud computing)には要注意かもしれない.これだけ巷に出回ったクラウドコンピューティングという語句の意味だけでも押さえておきたいところ.

 IT技術は便利だが,メールひとつを取っても,人と向かって話をする機会が劇的に減ってしまった.こうしたコミュニケーションの希薄化によって,昔懐かしのコミュニティは廃れてしまう.コミュニティを失うことは安心を失うことになるわけで,これらは相互依存の関係にある.
 国交省の施策では,コミュニティありきの安心や住民参加を掲げているんだから,IT技術の使い過ぎは考えものかもしれない.

 政府のIT(情報技術)戦略本部が中長期の情報化政策「i―Japan戦略2015」をまとめた。電子政府・自治体、医療・健康、教育分野などの電子化が柱だ。日本は通信基盤では世界一となったが、公的部門のITの活用は遅れている。すべての国民の生活が本当に便利になる政策を実現してほしい。

 新戦略の「i」は情報技術を空気や水のように取り込み(インクルージョン)、革新を促す(イノベーション)意味だという。従来の「e―Japan戦略」や「IT新改革戦略」に次ぐ政策として、15年までのIT戦略の道筋を示した。……中略……

 日本の中長期の経済成長には新産業の育成が不可欠だ。新戦略は15年には様々な情報やサービスがネットで提供される「クラウドコンピューティング時代」が到来するとし、その受け皿となる環境技術(グリーンIT)や高度道路交通システム(ITS)などの技術開発を急ぐ。……以下,省略……
 「NIKKEI NET 2009年7月5日 社説抜粋」

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 今朝のニュースで知ったんだけど,静岡県知事に川勝平太氏が当選したようだ(いつの間に出馬していたんだろう).なぜ川勝氏が民主党からの出馬なのか,保守系思想の川勝氏を社民党が推薦していたのもよくわからん.思想的な左右は関係無しで,当座の勝ち馬に乗るということか…….
 自民党の候補が人権擁護や男女共同参画(社民党のオハコ)ではなぁ……普通の候補者だったら自民党が勝てた選挙じゃないのか?  

 川勝氏といえば,富国有徳やガーデンアイランド構想,海洋連邦論など,桃源郷のような話ばかりの記憶しかない……個人的には好きなのだが実現性に乏しいんだよなぁ?.いつ大風呂敷を畳むのか謎だったが,まさか知事選に出馬していたとは……静岡県で理想を追い求めれば立派だが,そうは問屋がおろさないだろう.

 それにしても,現実味を帯びてきた民主党政権になったときの混乱が恐ろしい.地方は保守系の知事が多いのに,国政が民主党ではどうなることやら……相互依存も糞もない.

―今日のことわざ―
海の物とも山の物ともつかぬ


日々寸感 | 【2009-07-06(Mon) 18:38:56】
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リンク
建設部門 択一問題集  平成29年度版
総監部門 択一問題集  平成29年度版
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