何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 2013年01月
(事務連絡)業務経歴票について
 1月7日にPDF:平成25年度技術士試験の概要について(最終ページに業務経歴票の様式あり)が公表されたので,業務経歴票の書き方に関する問合せが増えています.皆さん多忙な時期だと思いますが,ぼちぼち願書の準備を進めていきましょう.
 取急ぎ今後の予定をお伝えしておきます.

 建設部門は,明日1月15日に業務経歴票(業務内容の詳細)の「記述例」を送付します.こんな感じでまとめればよい,という記述例を示したほうが書きやすいかなと…….同時に配布する「制覇する道標」の大幅な改訂箇所は,業務経歴票(特に720字以内で記載する業務内容の詳細)の部分になります.
 これらの資料を参考にして,まずは業務経歴票を取りまとめてみてください.自分なりに一通りできたと思ったら,それを送付していただければ,と思います.何度か添削することになるので,完璧なものじゃなくても結構です.
 総監部門も建設部門と同様ですが,これらを1月20日に送付する予定です.

日々寸感 | 【2013-01-14(Mon) 17:13:41】
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二重思考
 あけましておめでとうございます.

 昨年末に書いたソフトランディングの続きみたいになってしまうが,引用した記事が指摘しているように,人手不足という状況下で公共事業を急激に増やせば,労働者の賃金は大幅にアップしかねない.サラリーマンの私からすれば濡れ手で粟……とは言え,人手不足の状態で事業(工事や設計)は遂行できないし,やみくもにカネを積むだけでは使い物にならない人ばかりが増えてしまうわけで…….
 結局,桁はずれの人件費になれば,企業は利益が確保できず税収も伸び悩み,事業の費用対効果(乗数効果)も下がるから,「公共事業は無駄」というレッテルを貼られてしまう.

 建設業の人手不足が強まっている。震災復興需要で求人は増えているが、有効求人倍率は技術職、労務職ともに2倍を超えた。就業者が15年間で3割減少するなど建設業の「冬の時代」が続いたことが響き、需要があっても人が集まらない。自民・公明による新政権は防災名目で公共事業の拡大を目指すが、人材難が制約になりそうだ。
 建設作業員の有効求人倍率は東日本大震災前は1倍前後だったが、復興関連工事の本格化に伴って上昇。2012年10月に2倍を超え、同11月は2・16倍に達した。土木作業員も同月に1・92倍となり、土木の仕事を探す人の約2倍の求人がある状態になった。
 国土交通省によると、建設作業員の需給は11年7月に、人が余っていることを示す「過剰」から「不足」に転じた。12年11月時点では需要に対して労働者が1・3%不足しており、特に、型枠工や建築現場向け鉄筋工は2%以上足りない状態だ。先行きも、建設業者の4社に1社が「13年1月時点の労働者の確保が困難」としている。
 測量や設計などの技術職はさらに不足感が強い。建設・土木・測量技術者の有効求人倍率は12年11月に2・68倍となり、半年で0・92ポイントも上がった。人手不足が深刻化している医師・薬剤師(7・06倍)や保健師・助産師(2・93倍)などに次いで高い水準だ。
 官民合わせた建設投資は1992年度の84兆円をピークに減少傾向をたどり、10年度には半分程度の約40兆円まで縮小した。12年度は震災復興事業で45兆3千億円まで増える見込みだが、全盛期にはほど遠い。こうした構造変化を背景に、97年7~9月期に698万人いた建設業の就業者は12年1~3月期は492万人まで減った。……以下,省略……
 「日本経済新聞 2012年1月4日:太字は加工」

 膨れ上がった国債を憂う意見と増税反対論は両立しえない「二重思考(Wikipedia)」だが,建設業の人手不足を憂う意見と公共事業悪玉論も「二重思考」だと思う.マスコミばかりを悪者にはできないが,とかく世論は,場当たり的な調子のよいことばかりを言っている.

 建設業の人手不足に限らず,都合が悪くなった状態で顕在化する問題は,調子のよいときから潜在している.潜在期に見過ごしているから,気がついたときには問題が大きくなりすぎて収拾がつかなくなっている.災害やインフラの老朽化に対する備えも,問題が顕在化した(人的被害を出した)後では「人災」と言われても仕方ないだろう.
 つまり,不具合が起きる前に,“ここが問題だ”あるいは“これは遅かれ早かれ問題になるんじゃないか”と指摘する能力こそが重要ということ.問題の発見に比べれば,問題の解決は,時間やお金などの要素をかき集めるだけであって,技術者に求められる思考の難度は低い.極端に言えば誰でもできるし,どうしても既往技術が中心になるから手法的な選択肢も限定される.
 しかし,(普通の技術者が見過ごすような)問題の発見は,高度な知識と応用能力が認められた技術者じゃないとできないわけで,これが技術士に求められる資質だと思う.このへん,1月に口頭試験を受ける方は“自分なりの考え”を整理しておいてください.

―受講者さんへの確認事項―
 現時点で,建設部門は想定問題8問(専門(従来の選択科目)その5・専門(新設される分野)その3)と,必須科目の択一問題集(第1巻・第2巻)を配布済みです.総監部門は想定問題その5までと「制覇する道標2012年12月27日版」を配布済みです.
 もし手元に届いていないようでしたら,メールで連絡してください.セキュリティソフトによっては,送付したメールが弾かれたかもしれないので.

建設一般 | 【2013-01-04(Fri) 18:48:56】
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リンク
建設部門 択一問題集  平成29年度版
総監部門 択一問題集  平成29年度版
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