何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 2013年07月
いよいよ「祭り」だ!
 いよいよ今週末は技術士の筆記試験です.ここまで来たら,復習によって忘却曲線の傾きを緩やかにする,などの理屈は抜きにして,集中(いわゆる一夜漬け)学習に徹してほしいと思います.残り一週間しかないんだから,あれもこれもと新たなことを始める愚行は謹んで,これまでの復習に注力してください.

 特に,択一式の問題は復習(詰込み)の効果が高いと思います.どうせ試験直後に忘れてしまう知識になるでしょうが,今は綺麗事を言っている場合ではありません.「勝てば官軍」の気持ちで頑張ってください.
 複数名から要望があったので,今年も恒例の!?画像を使います.技術士試験は当日何が起こるかわからないから,やっぱり「祭り」がふさわしいと思う.
CIMG09458
 毎年言っていることですが,筆記試験当日の心得としては「自分が冷静な状態でいられるかどうか」を重視してください.
 建設部門と総監部門,どちらの部門も設問が何を問うているのか,という設問趣旨を正確に読み取ってほしいと思います.設問で要求されている事項から逸脱している論文は,いくら立派な内容を書いてもB評価以下になります.
 予想外の問題が出題されても,自分一人が慌てる必要はありません.みんな一緒の状態なんだから,深呼吸して一息入れて冷静さを取戻してください.

 精神論で合格できるほど甘い試験じゃないですが,気持ちの持ち方も大切です.昨年はゲーテのファウストから,以下の2つを掲載しました.
 人間は努めている間は迷うものだ.→努力しているからこそ迷いが生じるわけですから,あれが出るんじゃないか……これも怪しいぞ……と迷う自分を責めないようにしましょう.
 気分がどうのこうのと言って,何になりますか.ぐずぐずしている人間に気分なんかわきゃしません.……今日できないようなら,明日もだめです.一日だって無駄に過ごしてはいけません.→頭では「やらなきゃいけない」とわかっていながら,あれこれ勉強できない理由を探していませんか?

 今年は松下幸之助を掲載しておきます.
 「どんなに悔いても過去は変わらない.どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない.いま,現在に最善を尽くすことである.」→要するに,「いつやるのか?今でしょ」です.

 このブログを見ている皆さんの健闘を期待しております(当たり前だが受講者さんは特に!).自分がやってきたことに自信を持って,最後まであきらめずに頑張ってください.

日々寸感 | 【2013-07-29(Mon) 12:11:46】
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日本再興戦略
 事前の予想通り,参院選は自民党が圧勝した.これで白書の内容や現時点での国の施策は正当性が担保されたとも言える.今時「コンクリートから人へ」と書く受験者は皆無だと思うが,試験当日は現在の社会情勢(政治状況)を踏まえて記述してほしい.
 先月閣議決定した「日本再興戦略 -JAPAN is BACK-」にも目を通しておきたいところ.全部を読む必要は無いが,せめて以下の項目ぐらいは把握しておいたほうがよい.苦しいときの国策頼みじゃないが,試験当日どうしても課題解決策が思いつかない場合,少々強引にでも「日本再興戦略」の施策を書いておけば及第点は取れるはずだ.もちろん論旨から大幅に逸脱するとまずいけど.

一.日本産業再興プラン
5.立地競争力の更なる強化(本文pp.48-50)
②公共施設等運営権等の民間開放(PPP/PFIの活用拡大)
③空港・港湾など産業インフラの整備
④都市の競争力の向上

二.戦略市場創造プラン
テーマ2:クリーン・経済的なエネルギー需給の実現
③エネルギーを賢く消費する社会(本文pp.73-75)
テーマ3:安全・便利で経済的な次世代インフラの構築(本文pp.75-79)
テーマ4:世界を惹ひきつける地域資源で稼ぐ地域社会の実現
②観光資源等のポテンシャルを活かし、世界の多くの人々を地域に呼び込む社会(本文pp.83-86)

三.国際展開戦略
2.海外市場獲得のための戦略的取組(本文pp.89-91)
①インフラ輸出・資源確保

 たまには息抜き話でも.最近やたらとカバーアルバムが発売されている……May J.の『Summer Ballad Covers』も売れているようだ……70年代や80年代のメロディが心地よいからなのかな?今や90年代の歌もナツメロの仲間入りか……感慨深いなぁ.
 たとえば,会いたい (オリジナル:沢田知可子:YouTube)なんて何人がカバーしているんだろう.最近のものを比較すると,柴田知美のカバー(YouTube[6:20頃から])は理解できるが,Ms.OOJA(YouTube)は明らかに「アレンジしすぎ」のような……これはこれで「あり」かもしれないが,聴く人によっては“この歌詞にラップ?”とダメ出しするだろう.

 ここで強引に技術士試験へと話を戻すが,どの程度のアレンジが理想的か?という点は,国の施策(オリジナル)を引用するときにも一考したい.苦しいときの国策頼みとは言え,それを自分なりにアレンジした結果,微妙な違いは高評価につながるが,やりすぎは試験官の心象を悪くする可能性がある,ということ.試験官はオリジナルが抱えている問題(どの程度のアレンジが理想的なレベルか)を熟知している,と認識しておくべき.
 このへんはバランス感覚かもしれないが,オリジナルと二人のカバー曲を聴き比べれば,言いたいことは伝わるんじゃないかな?

PDF:日本産業再興プラン、戦略市場創造プラン、国際展開戦略(主要な施策例)
PDF:日本再興戦略-JAPAN is BACK-(本文)

建設一般 | 【2013-07-23(Tue) 19:26:25】
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平成24年度国土交通白書
 昨日公表された「平成24年度 国土交通白書」にざっと目を通したが,平成20年度や平成21年度の白書に回帰した印象を受けた.当時の白書でも感じたことだが,第Ⅰ部第2章第1節までの内容は厚生労働省や経済産業省の話じゃないかな?
 平成24年度の白書は来月の必須科目(択一式)で出題されないと思うが,第Ⅱ部に書かれている毎度お決まりの施策については,類似問題もあるので復習しておきましょう.第Ⅰ部の内容は国土交通行政との関連性が低いものの,新設される選択科目(課題解決能力の問題)では,最新の社会的な変化に対する課題の抽出が求められるので,一通り目を通しておくべきだと思う.どうのこうの言っても,白書抜きでの受験勉強は考えられない.
 週刊誌の中吊り広告じゃないが,以下に抜粋した小項目だけでも概要のイメージはできると思います.

第Ⅰ部 若者の暮らしと国土交通行政
第1章 現在の若者の意識・行動の特徴
 第1節 若者を取り巻く社会経済状況の変化
  (1) 人口構造の変化
  (2) 長期的な経済の低迷
  (3) 国際化の進展
 第2節 若者の意識の変化
  (1) 将来に対する不安の高まり
  (2) 将来に備える意識の高まり
  (3) 生活に満足している者の増加

第2章 若者の暮らしにおける変化
 第1節 働き方の変化
  (1) 雇用環境の変化
  (2) 働く意識の変化
  (3) 女性の就業状況の変化
  (4) 国土交通に関連する産業における若者の就業状況の変化
 第2節 住まい方の変化
  (1) 結婚・子育てに関する動向
  (2) 居住地の動向
  (3) 住居に関する動向
 第3節 動き方の変化
  (1) 外出の動向
  (2) 自動車利用の動向
  (3) 自転車利用の動向
  (4) 都道府県を越える移動の動向
  (5) 移動需要の変化
  (6) 旅行の動向

第3章 国土交通分野における取組み
 第1節 働き方に関する取組み
  (1) 若者の就労支援
  (2) 女性の就労支援
 第2節 住まい方・動き方に関する分野横断的な取組み
  (1) コンパクトシティの形成
  (2) 地方部における生活交通の確保・維持
 第3節 住まい方に関する取組み
  (1) 持ち家取得のための支援
  (2) 良質な民間賃貸住宅等の供給支援
  (3) 公的賃貸住宅の供給等による支援
 第4節 動き方に関する取組み

 それにしても,第Ⅰ部第2章までの認識を踏まえた第3章の方向性は,論理的に無理があるんじゃないかな?若者の暮らし方を論拠としたコンパクトシティの形成だと,どうしても結論ありきと感じてしまう.若者を高齢者に変えてもいいわけだし…….
 スプロール化の抑制による中心市街地の活性化やコミュニティの再生という理想論は横に置いたとしても,拡散したインフラの集約による維持費の削減がコンパクトシティに期待される効果であって,こうした本音と若者の暮らし方を結びつけるのは少し強引だったと思う.
 
 そもそも論かもしれないが,第Ⅰ部は普通の社会人なら誰もが知っている現状分析に紙面を割きすぎている.分析ばかりが延々と続き,じゃあどうするのか?という肝心要のところでトーンダウンしている感は否めない.
 たとえば,第Ⅰ部で言及されている若者の「車離れ」にしても,公共交通の利用促進や環境保全という観点からは「車離れ」が望ましいはずなのに,それが望ましくない自動車業界への配慮からか,国として「車離れ」が望ましいと考えているのか否か,という根幹が宙ぶらりんになっている.まさかと思うが,若者の「車離れ」への対策が第Ⅰ部第3章に書かれている「超小型モビリティの導入促進」ではあるまい…….
 アベノミクスの第三の矢と同じように,理想の実現を裏付けする施策の具体が見えていない状態なのかもしれないが,せめて国として目指すべき方向だけは,屁理屈ではなく明確に示すべきだと思う.

建設一般 | 【2013-07-03(Wed) 12:45:34】
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建設部門 択一問題集  平成29年度版
総監部門 択一問題集  平成29年度版
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