何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 低コスト至上主義の限界
低コスト至上主義の限界

 JR宝塚線の脱線事故で、現場付近のレールに残されていた白い粉は、レールの下に敷かれたバラストと呼ばれる小石だったことが国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の調べで分かった。事故調査委は、脱線の衝撃でレールに載ったバラストが踏み砕かれた可能性が高いと判断。事故直後にJR西日本が示唆した「置き石の可能性」との見方を事実上、否定した。
 …中略…
 JR西日本は事故が起きた25日の記者会見で、7両目の車両の後方のレールで石を踏みつぶした際にできる「粉砕痕」があると発表。故意の置き石との見方を強くにじませていた。
「asahi.com 2005年4月28日」


 やはり,「置き石」ではないようですね.事故調査委の最終報告待ちということでしょうが.
 主因がスピード超過だとしたら,悔やまれるのは,コスト低減のために脱線防止ガードすら整備してなかったということです.
 こうした低コストなら何でもよいという風潮は,鉄道だけの問題ではありません.建設,ひいては経済界全般の課題なのではありませんか?
 なお,JRに対しては,遺族への誠意ある対応はもちろん,車体強度の見直しや,区間制限速度に応じてブレーキが掛かる「ATS―P」の全線普及を強く要望したい.

交通工学が専門の京都大学の教授がテレビで『少しの衝撃で脱線することもありえる』と語っていたが,こういうのを専門バカという。学生時代,構造力学という授業でT教授が紀淡海峡大橋の経済効果と重要性を延々と語っていたが,専門家と呼ばれる人の発言には要注意である。
「青い炎の日記 2005年4月26日」


 手厳しい言葉ですね.御用学者の存在は業界の常識です.したがって,自分で情報の真意を判断すべきだと考えています.
http://blog.livedoor.jp/hamaguri1101/archives/20170540.html

2.「人間は絶対ミスをするものだから許してあげよう」
 許せることと許せないことがあるとは思います。ただ、人を許せないと自分がとても苦しいような気がするのです。ご遺族の方々はきっとこの先も大きな悲しみを抱えて生きて行かなくてはならず、本当にお辛いことだと思います。さらに人を憎んだり責めたりしなければならないとすれば、もっと苦しいように思うのです。
 子供達には、「もし、お母さんがあの電車に乗っていて死んでたとしたら、運転士さんのこと許してあげられる?」と聞いたら「許してあげる」と言ってくれました。まぁ、そのときに本当に可能かどうかは?ですがf^-^;
 とにかく、医療ミスであっても交通事故であっても、人為的ミスによって私が命を落としても、子供達には誰も責めて欲しくないと思っています。
「U子が行く 2005年4月27日」

 
 私も,小4と小1,2人の父親です.もし,自分の子供が被害にあったら,許してあげることができるかどうか,今は自信ありません・・・.子供達には許してあげてほしいと願う気持ちは同感です.
 人為的ミスを防ぐためにこそ,科学技術が必要なのでしょう.ただ,技術文明がいくら発達しても,最終的には人間の手が必要だということは肝に銘じておくべきでしょう.
 悲しいことですが,人間誰でも過ちは犯します.
http://blog.livedoor.jp/s9riruken/archives/20172734.html

 ともかく今はただ,被害者のご冥福をお祈りいたします.


建設一般 | 【2005-04-29(Fri) 09:34:17】
Trackback:(0) | Comments:(2)
コメント

トラックバックありがとうございました。
JR側の安全対策に問題がなかったとはいえないと思うのですが、鉄道はJRに限らず私鉄でも危ないなぁと思う箇所はたくさんあります。また、渋滞を引き起こす開かずの踏切などの問題もあります。
すべての問題を解決するには当然莫大なコストがかかり、それが運賃に跳ね返ってくれば、また文句を言い出すのが世論だと思います。
技術は安全性を高めてくれるとは思いますが、ものは必ず壊れ、人は必ずミスをするものなので、完璧を求めるのは土台間違っていると私は思って生きています。
ただ、企業には限りなく安全性を高めるための努力をする義務はありますよね。JRも大変だとは思うのですが、被害者の方々の気持ちを真摯に受け止めて、納得できる補償をしてあげて欲しいです。
2005-04-29 金 11:48:58 | URL | U子 #- [ 編集]

 コメントありがとうございます.
 これからは,こうした悲惨な事故のニュースが減ってほしいものです.
 うちの近所にも鉄道が走っているので「置き石」の怖さを子供に説明しておきます.
2005-04-29 金 13:17:30 | URL | らがー #- [ 編集]
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