何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 排出削減できない温暖化ガス
排出削減できない温暖化ガス
 やっぱりというか,予想通りというか,温暖化ガス排出量は,相変わらずの増加傾向で推移しております.私自身振返っても,なんの対策もしておりません……大半の人がそうじゃないかな.

 環境省は17日、2005年度の日本の温暖化ガス排出量が13億6400万トン(二酸化炭素換算)だったと発表した。前年度と比べ0.6%増えており、1998年度から増加傾向が続いている。京都議定書の基準年(90年度)比では8.1%上回った。日本は08―12年度の平均排出量を基準年比で6%削減する義務を負っており、達成には計14.1%分の削減が求められる。

 前年度から削減が進まなかった理由について環境省は、厳冬の影響で家庭やオフィスなどでの暖房使用が増えたためと分析した。二酸化炭素排出源別にみると、工場などからの排出は90年度比で3.2%減ったが、商業施設や事務所などからの排出は42.2%増、家庭からの排出も37.4%増えた。
 「NIKKEI NET 2006年10月17日」


 そもそも目標値自体に無理があるんだよなぁ.この目標値は100mを5秒で走れって言っているようなもんでしょ.もっと現実的な数値にしないと,国民は見向きもせんでしょう……皆,日々の暮らしで精一杯なのですから. 
 今回の結果から考えると,排出削減対策って言われても,ミラクル的な方策以外,意味がないもんになるでしょう.教科書や白書なんかに書いてあるような方策は,100m走で例えるとシューズを履替えた程度のもんです.そんな生半端なもんじゃなく,ニトロを使ったエンジンを背負って走るとかしないとダメということです.

 ここまで来ると,環境省がどこで尻を捲るのかが焦点になってきましたね,厳冬の影響なんて逃げ口実使っているようですが.排出量取引や企業努力にも限界がありますし,ましてや国民はメリットが目に見えないと行動しませんし……クールビズやウォームビズ程度では屁のツッパリにならんということです.

 なにかと悪者扱いされるブッシュ米大統領ですが,排出量を削減しようとすれば景気は減速する,と言う彼の主張は,ある意味正論なんです.「美しい国づくり」という主観的で訳の分からんことに時間を費やすんじゃなくて,こうしたジレンマをどうするか,マトモな議論をすべき時期に来ているのだと思います.

―今日のことわざ―
下手の考え休むに似たり


建設一般 | 【2006-10-18(Wed) 20:07:01】
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