何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 慣れに麻痺するな
慣れに麻痺するな
 慣れとは恐ろしいものである.
 論文作成の方向性が間違っていないか,再度確認してみましょう.

 まず,建設部門からいこう.
 同じことばっかり書いている人はいないかな.たとえば,バリアフリーはそのひとつだ.はじめて見た(聞いた)時には新鮮に感じたはずだが,繰返し使って慣れてくると,苦しいときのバリアフリー頼みになってしまう.歩道や高齢者が出た瞬間,とりあえずバリアフリーを書いとけばいいかっ!ていう形になってしまうんだよな.心当たりのある人は,手玉を増やせ!

 技術士試験の受験者は,皆,優秀である.このことを忘れている人が多いような気がする.白書の内容や国交省の施策を覚えるぐらいのことは,彼らなら誰でも可能なことである.
 試験当日,敵前逃亡せずに受験会場に現れる受験者は,全員が「国交省の施策」は書けるレベルだと考えておいたほうがよい.自分が予想していた問題がドンピッシャリだった場合,『よっしゃ!もらったぜ!』と喜び勇んで「国交省の施策」を紙面一杯に書く人が,あまりにも多いんだ……これではダメなのである.冷静に考えてほしい.「国交省の施策」を書けるのは自分だけではないのである.

 たとえは悪いが,「国交省の施策」だけでA評価をくれるのなら,コピー機は確実にA評価になるだろう.そんなに世の中は甘くない.技術士になろうという自分がコピー機レベルでよいのか,勉強勉強と言いながら白書の写経に終始していないか,今一度考えてみてほしい.自分の意見を織り交ぜることが合格への近道なのである. 
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 つぎに,総監部門にいこう.
 択一については,予想問題と過去問題,どちらも数をこなし,復習に徹するしかない.はっきり言って楽な方法は無い.過去問を完璧にしておくのは当たり前だが,サプライズ的な問題まで完璧にしようとしたら,時間はいくらあっても足りない.満点を取ることが目的じゃなく,合格することが目的なんだから,捨てるところは捨てればよい.

 記述式については,総監の頭に切替できているか,これが最重要ポイントである.極端に言うと,総監の頭にさえなっていれば,記述式は何とかなるんじゃないだろうか.そう感じさせるぐらい,総監部門の試験なのに,建設部門の論文になってしまう人が多い(慣れとは恐ろしいものだ)……心当たりのある人は今すぐ応急処置を!
 記述内容については,青本のキーワードだけにこだわる必要はないと思う.所詮,青本という書籍は過去のものである.青本のキーワードを散りばめたうえで,現在の動向(新語含む)を踏まえた記述ができるかどうか,この点が優劣をハッキリさせることになる.論理的な整合性などについては,あえて言う必要はないだろう.
 
  慣れとは恐ろしいものである.最初はこんな原色で大丈夫かいな,と思っていたが慣れればなんともなくなってしまった.

日々寸感 | 【2007-05-26(Sat) 22:10:32】
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建設部門 択一問題集  平成29年度版
総監部門 択一問題集  平成29年度版
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