何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 日本版SOX法からの逃避行
日本版SOX法からの逃避行
 とうとうIHIが監理ポストに入ったらしい.
 監理ポストとは「その銘柄が上場廃止となるおそれがある場合,その事実を投資者に周知させるために割当てるポスト」のことで,簡単に言うと,監理ポスト入りした銘柄には手を出すな,ということです.
 
 「業績は絶好調ですよ」と偽ってお金を集めたのは,さすがにまずい.これでは,老人をいい気持ちにさせておいて,ふとんを売りつける業者と変わらないような気がする.
 粉飾決算された可能性が高い決算書を「正しいもの」と信じたから,公募増資に応じて被害を被った投資家が存在するわけだ.いくら軍需企業だといっても,財務諸表の虚偽記載は上場廃止も視野に入るだろうな.

 ちなみに,既に上場廃止となったカネボウや西武鉄道も,財務諸表の虚偽記載で監理ポストに入った銘柄だった.日興コーディアルグループの件は,賛否両論あるだろうからコメントを控えておこう…….CIMG09485
 日本版SOX法が来年4月から施行される.このなかには,内部統制,リスクマネジメント,コンプライアンスが含まれる.こうして見ると,青本(技術士ハンドブック)の記述は,世間一般の認識と噛み合っていないかもしれない.極端に言えば,金融経済を無視したものが青本である.
 
 上場企業がSOX法に違反した場合,改善報告書の提出が求められる.これは,巷でよくある形だけの報告書ではなく,5年間で3度提出することになったら上場廃止という厳しいお仕置きが待っている.
 IHIの場合,海外プラント事業における原価算定の甘さが,SOX法の要求事項である「財務諸表の信頼性」に反する可能性がある.うがった見方をすれば,新法違反になるよりは,駆込み的な損失計上をしたんじゃなかろうか…….ほかの上場企業からも駆込み損失計上が出てくるかもしれない.
 
 そういえば,来年1月の大阪府知事選に橋下弁護士が出馬するらしい.大阪はタレントに対して厳しい評価を下すところだから,実際どうなるんだろうか?大阪府民は横山ノックで痛い目も見ているしなぁ……対立候補が共産党だけなら楽勝だろうけど.
 
―今日のことわざ―
藪に馬鍬


総合技術監理 | 【2007-12-12(Wed) 15:52:40】
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