何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 やっぱり出版ラッシュの温暖化
やっぱり出版ラッシュの温暖化
 以前ブログで紹介した「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」の武田邦彦氏に対する批判本「“環境問題のウソ”のウソ」が出版されていた.それにしても,と学会の山本氏は重箱の隅を突いてどうしたいんだろう?この内容では,便乗して本を売りたいだけか?と捉えられても仕方ない.

 北極は海の氷だけじゃないとか,塩分量が加味されていないからアルキメデスの原理もおかしいとか,このへん大目に見ればいいんじゃない?アルキメデスの原理が陸地に通用すると解釈するほうがおかしいし,真水と海水の濃度なんて微々たるもんじゃないかな.記事の引用のことなんかも書かれていたようだが,どうでもよいことなので細かく読むつもりはない.
 
 市民のための環境学ガイドの安井至氏と武田氏の激しい論議は知っていたんだけど,安井氏はマイナスイオンの頃は極めてまともな言動だったのだが,最近トンデモになってきたと感じている(守備範囲を広げすぎたせいか).安井氏は武田氏のことを「読者の知力・判断力を馬鹿にした確信犯」とまで言い切っているんだけど,自分のことはどうなんだろうか?

 武田氏の喋り方が人を小馬鹿にした感じがするとか,独自の解釈による年数設定があったりしたことは確かだと思う……脇固めが甘いというべきか.しかし,武田氏はIPCCレポート自体を否定していないんだから,闇雲に懐疑論を述べている輩とは一線を画している.
 ちなみに,武田氏は異端児とみなされているようだが,その道の研究者なら異端児じゃなければ存在価値はない.極端に言うと,世界中でひとりだけが異なるアプローチで研究している成果にこそ価値があると思う.
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 ついでと言ったら失礼だが,電気自動車における第一人者の清水浩氏の書籍も紹介しておこう.氏の代名詞ともいえるリチウムイオン電池自動車「Eliica(エリーカ)」を目にしたことがある人も多いんじゃないかな.なお,Eliicaの画像はTOKYO FM Premium Podcastsから拝借してきました.

 電気自動車への筆者の情熱を差し引いても,MOTの考え方,あるいは前提条件,必要条件,十分条件から技術を評価する基準,自分の考えを主張するときの論法など,技術者なら目を通しておきたい書籍だと思う.
 筆者が考えている4つの主要技術がすべてだとは思わないが,論理的に私見を述べている書籍ですから,その論法を学ぶだけでも価値は高い.と学会はどうでもいいが,清水氏の書籍は書店で見つけたら買っておきましょう.

 Amazon:“環境問題のウソ”のウソ 山本 弘 (著) 
 Amazon:温暖化防止のために 一科学者からアル・ゴア氏への提言 清水浩 (著)

建設一般 | 【2008-01-03(Thu) 21:04:59】
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