何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 健康会計とギョーザ
健康会計とギョーザ
 環境会計すら普及していないのに「健康会計」なんか作ってどうするつもりだろうか?一応,総監部門では人的資源管理になるのかな.このブログを見ている建設業界の人にとっては,「健康会計」より先に,労働時間の短縮や賃金の『大幅な』値上げのほうが重要だと思うのだが…….
 
 「健康会計」は一般投資家への情報開示らしいが,はっきり言って,こんな視点で企業に投資する人は皆無だと思う.これまでも,SRI(社会責任投資)ファンドや地球温暖化ファンドなど,流行の投資テーマとして投資信託が設定されているが,その成績は散々なものである.明らかに,市場(マーケット)が判断する企業価値は別のところにある.

 たとえば,金融先進国のアメリカではリストラすれば株価が上がる.人件費を削減すれば業績がよくなるだろうとの憶測を呼ぶわけだ.そこに,リストラされた従業員に対する慈悲なんて存在しない.厳しいようだけど,これが自由市場に基づく経済体制の実態だと思う.

 経済産業省と厚生労働省は、企業による従業員の健康管理情報の開示を進める新たな仕組み作りに乗り出す。定期健診など健康管理への投資とその効果を定量的に把握できる「健康会計」を新設。優良企業を認定する制度もつくる。こうした試みは世界で初めて。企業に従業員への予防医療を徹底するよう促し、過去最高を更新し続ける医療費の抑制につなげる。

 健康会計では、従業員の健康を維持するための費用を将来の病気の発生を抑えるための「投資」と位置づける。そのうえで従業員の健康増進などの経済効果も示し、一般投資家への一段の情報開示にもつながるようにする。今年4月の導入を目指す。
「NIKKEI NET 2008年2月5日」

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 話は変わって,中国製冷凍ギョーザの薬物混入には仰天した.今日もまた「メタミドホス」とは別の有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」が検出されたようだ.
 ギョーザが択一で出題されることはないと思うけど,食品偽装と薬物混入,どちらも記述式で対応を問われる可能性はある.個人的には,薬物混入対策のほうが正直難しいと感じる.

 全品検査すれば時間がかかるしコストも跳ね上がる.それに,薬物はひとつだけじゃないから,すべての薬物に対してオールクリアを望むのは無茶な注文だと思う.HACCP(ハサップ)も従業員による故意の薬物混入までは想定しないんじゃないかな.

 食品偽装の場合,経営者が悪玉の張本人で,従業員は被害者の事例が多い.しかし,薬物混入の場合,経営者が率先して薬物を入れるとは考えにくい(そんなアホはいない).そのため,社内改革ではコンプライスやCSR以前に,従業員を疑うことから始めなければならない.
 性悪説に立って安全を確保しようとする考え方は間違いではないが,管理職がいきなり部下を疑うことから始めるのは酷だし,非現実的な行為だと思う.とりあえずは監視カメラを設置するしかないのかも……嫌な世の中だ.

―今日のことわざ―
所変われば品変わる


総合技術監理 | 【2008-02-05(Tue) 22:09:38】
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