何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 高得点をあげたくなる論文
高得点をあげたくなる論文
 「優」をあげたくなる答案・レポートの作成術というタイトルを見て馬鹿にしてはいけない.おいおい……ええ歳こいた大人がこんな書籍を買うのか……みたいな偏見も捨てたほうがよい.糞みたいな書籍が溢れかえるなか,こんな有益な書籍は滅多に出てこない.
 膨大な数の論文を採点・添削している人なら,誰しも感じていることが惜しみも無く書かれていた.それぐらい同感だなぁと頷く箇所が多かった.これは費用対効果が高いと断言できる(文庫だから安いんだけど).
 Amazon:「優」をあげたくなる答案・レポートの作成術 櫻田 大造 (著)

 たまには調子に乗って,高得点を目指す技術士試験論文の書き方?なんてことを書こうかな.まずは必要条件を満たすことを最優先してほしい.必要条件はバッチリだと言い切れるレベルに達したなら,そこではじめて高得点を目指せばよい.
 くどいようだが,いきなり高得点を目指すと論理が破綻してしまうケースが多いので,まずは確実にA評価を取ることを考えたほうがよい.つまり,高得点を目指すことは諸刃の剣とも言える.
 
 技術士の筆記試験でA評価を取る必要条件として,「設問趣旨を的確に捉え,課題提起から問題点抽出,課題の解決策まで書くこと」は誰もが理解している.そこに自分の考えが盛り込まれていることも必要条件だろう.試験官によっては例外もあるので『必要条件』としておこう……この例外を無くすことが技術士試験制度の課題だけど.
CIMG09501
 さらに高得点を狙うとすれば,課題解決策→客観的な反論→反論に対する反論,この論法しかないと考えている(上述した文庫にも同様の趣旨が書かれていた).
 つまり,自分の考えとして書いた「課題解決策」に対し,あえて自分で反論するのである.どんな立派な解決策であれ,反論すべき点(第三者から見た客観的な視点)は『必ず』存在する.その反論を再度ひっくり返す主張ができれば,自分の考えに防衛力を持たせることが可能になる(反論に耐えうる解決策になる).簡単に言うと,課題解決策を示した後でマッチポンプになれ!ということだ.
 一応書いておくけど,無邪気な子供のように反論を何度も何度も繰返すことは,点数を下げる(印象を悪くする)という逆効果が期待できます……ディベートじゃなく所詮筆記試験なんだから,そこんとこヨロシク.
 
 巷に出回っている「A評価になる論文」の多くは,よくても課題解決策にオリジナリティがある『だけ』である.言い方は悪いかもしれないが,自分の意見に酔っているだけの論文なのだ(試験官も一緒に酔うとは限らない).つまり,試験官の心中では反論する可能性もあるということだ.その反論を見越して,反論に対する反論まで書いてこそ,高得点を狙える論文だと考えている.
 
 これまで結構な数の論文を添削してきたが,受講者さんにこのレベルまで要求するのは酷だし,息切れしてしまったら元も子もないので,基本的には必要条件の充足を最優先している.もちろん,トコトン高得点を追及したい受講者さんに対しては,どこまでも指導するし,これまでもそうしてきたので気軽におっしゃってください(いばらの道になりますが).
 お金を貰って論文添削するということは,受講者さんのレベルに合った最適なものを提供できるチカラ,すなわち指導する側には絶対的なレベルが求められると考えている(あくまで到達目標ということで……).

―今日のことわざ―
習わぬ経は読めぬ


日々寸感 | 【2008-03-29(Sat) 22:09:51】
Trackback:(0) | Comments:(0)
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

リンク
建設部門 択一問題集  平成29年度版
総監部門 択一問題集  平成29年度版
月別アーカイブ
E-NEXCOドライブプラザ
FC2カウンター