何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 不確実性への対応
不確実性への対応
 サミットは拍子抜けだったので,すでに作っている(であろう)論文の方向転換は不要です.米国や英国のマスコミが茶化しているように,過剰な警備に使う税金を景気対策や年金に回すべきだったとか,高級食材をガツガツ食いながら食糧問題を議論しても笑い話だとか,今後しばらく野次も出てくるだろうなぁ?.
 
 G8首脳宣言では,2050年までに温室効果ガスを50%削減する長期目標(半減目標)について「国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の全締約国と共有し,採択することを求める」ことで合意したらしい.昨年のサミットで半減目標を「真剣に検討」で合意したから,形式上は,今回「共有」に格上げさせたことになる……簡単に言うと「ややこしい話は先送りしましたよ」ということかな.

 結局,半減に積極的な欧州(やはりドイツが筆頭か?)と,中国やインドなどを巻き込まずに半減はできないと言い張る米国,両者の対立が浮彫りになっただけですね.
 各国それぞれ思惑があってG8(8カ国)でさえまとまらないのに,16カ国の主要経済国会合(MEM)で合意なんて夢話だよなぁ?.建設業界で例えるとわかりやすい.地元説明会のキーマン(いちゃもんを付ける人)が増えて,合意形成がスムーズになるわけないやろ…….

 米国や日本、欧州連合(EU)など先進国に、中国やインドなど温室効果ガス排出量が多い発展途上国などの招待国を加えた16カ国が参加する「主要経済国会合(MEM)」の首脳会合が9日、主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)に合わせて開かれ、首脳宣言を発表して閉幕した。だが、最大の焦点だった排出削減の長期目標の数値は盛り込めなかった。

 「2050年に世界の排出量を半減させる」との長期目標を世界と共有するとの8日のサミットでの合意を受け、主要国はMEMで目標への合意を呼び掛けた。だが、先進国の率先行動を求める途上国との溝は埋まらず、宣言は「公平性を考慮し、長期目標を設定することが望ましいと確信する」「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の野心的な(複数の)シナリオを真剣に考慮することを求める」などの弱い表現にとどまった。

 MEM創設を提唱したブッシュ米大統領は、サミットよりも、新興国も参加するMEMでの長期目標設定を重視してきたが、その思惑は外れた形。
 「共同通信 2008年7月9日」

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 今回のサミットでも言及されていたけど,最近やたらと不確実性(uncertainty)が流行っている.あそこにもここにも不確実性がオンパレード…….大雑把に言うと,将来起こることが予測できるものをリスク,そうでないものを不確実性とする傾向にあるようだ.
 リスクと表現したら後々厄介だから,なんでもかんでも不確実性で済ませているような気がする…….まー,それは愛嬌として,不確実性が高い問題に対しては,柔軟性に優れた戦略で対応するのがセオリーになる. 
 
 (ちょっと強引かもしれないが)論文形式の技術士試験も不確実性が高い.こうした試験に対して,できるかぎり柔軟性を高めようとする戦略は基本的に正しい.
 つまり,棒読み状態の丸暗記で勉強をやりきった気分になるのではなく,暗記したパーツを柔軟に使いこなす訓練,こっちも並行して進めるのが得策ということ.もちろん,パーツを暗記せずに使えるわけがない……そんな虫のいい話,これこそ夢話です.

―今日のことわざ―
無い袖は振れない


建設一般 | 【2008-07-09(Wed) 18:37:52】
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