何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 柔軟な見方を
柔軟な見方を
 先週末から平成21年(来年)度の受験に向けた添削の申込みを開始しました.正直なところ,申込みはほとんど無いだろうと思っていたんだけど,予想に反した状況になっています.こんな早い時期から需要があるなんて完全に想定外でした.固定観念を持ってはいかんなぁ?と反省しております.

 固定観念と言えば,以前ブログで紹介した酷道をゆくの続編が出版されるのも考えていなかった.酷道走行映像DVDも観たんだけど,音声の無いDVDはきつかった……マニアにはたまらんのかもしれんが.せめてナレーションを所ジョージあたりがすれば,それなりに面白くなるかもしれない.所ジョージなら世田谷ベースのノリでやってくれるかも……ギャラが合わないからダメか.
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 Amazon:酷道をゆく2 (イカロスMOOK)
 いくらお盆明け早々とはいえ,さすがに酷道の紹介だけで道路科目としての記事を終わらせてはまずい.そこで,もうひとつ頭を柔らかくする話題でも.

 英ロータスエンジニアリングが,電気自動車やハイブリッドカー向けに車外騒音発生装置『セーフ&サウンド』を開発したらしい.これは何かと言うと,プリウスのような低騒音車だと危ないから,リアルなエンジンサウンドで(!)低騒音車が走行中であることを周囲に認知させるものらしい.
 道路行政は騒音低下が至上命題だし,せっかく自動車メーカーも静かな車を造ったのに……リアルなエンジンサウンドとは……本末転倒じゃないか?

 これまでは「エンジン音」がしているから車が近づいている,という固定観念があった.しかし,プリウスのような低騒音車が低速で電気走行するとき,車外に音はほとんど発生しない.そのため,障害者や耳が遠くなった高齢者が歩行しているとき,低騒音車の接近に気づかない可能性がある.
 こうした問題はかなり前から指摘されていたのだが,まさか車外騒音発生装置を本気で開発するとは思わなかった.結局,低騒音車の『最低』騒音レベルを法律で決めて,自動車メーカーに義務付けするしかないのか……なんのためのエコカーなんだろう.

 言うまでも無く,温室効果ガスの削減にはエコカーが有効,と頭ごなしに決め付けている人は多いと思う.また,ユニバーサルデザインがどうのこうのと言いながら,(障害者や高齢者に対して危険かもしれない)エコカーの普及促進は万能薬,という考えの人もいるだろう.こうした考えの落とし穴は,ひとつの側面では正論であっても,ほかの側面では過ちかもしれないことです.
 まー,どんな技術にも良い面と悪い面があるわけで,こんな矛盾を抱えているのが現実社会なんだし,矛盾を解消していくのが技術の進歩だと思う.

―今日のことわざ―
石が流れて木の葉が沈む


道路科目 | 【2008-08-19(Tue) 21:21:13】
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