何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 王道をゆけ
王道をゆけ
 今年度の口頭試験対策と来年度の筆記試験対策,どちらの添削指導もボチボチ始動しはじめた感じです.受講者さんがオリンピック明けでやっと戻ってきた感じもするが…….これから気候的に過ごしやすくなる時期なので,休日は有意義に使ってください.
 
 今日は総監部門について.総監部門の受験者は既技術士なので,文章作法の「てにをは」はできている.それを前提として,技術的体験論文の添削で気づいたことを書いておこう.

 案外多い間違いは,課題を解決する提案が総監技術を駆使したものではなく,建設技術をチカラ任せに使っている論文だなぁ?.いくら新技術を使ったことを誇張しようが,それは総監の視点じゃぁない.
 勘違いされると困るのだが,新技術というツールを使うことが悪いのではない.そこに至るプロセスが総監の視点になっているか,これを冷静に見直すべきだと思う.総監部門の場合,自分がたどった思考プロセスについて,試験官も一読すれば理解できるような記述を心掛けたい.
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 あと,トレードオフの視点が抜け落ちている論文も見受けられる.この視点からの考察がないと,いくら個別の対応が優れていても,どうしても薄っぺらい論文になってしまう.どんな業務であれ,「業務を進める上での課題及び問題点」として,何らかのジレンマやトリレンマがあるはずですから,じっくり考えてみましょう.

 提出論文として記述する業務で発生する確率が高いのは,三種の神器とも言える「コスト,工期,品質」だから,そのへんからトリレンマの糸口を紐解いていけばよいと思う.
 いくら小さな業務であっても,お金と時間の管理が必要で,その配分次第で成果は決まってくる.カビ毒や残留農薬などで汚染された事故米の不正転売問題みたいに,きちんとお金を払っても,バッタもんをつかまされる可能性はあるが,そんな与太話は提出論文を作るときに考えなくてよろし.

 トレードオフの解消は総監部門の王道だから,これを避けて面接に望むのは,グローブを持たず守備に就くようなもんだと思う.提出論文というペーパーは「ベタな展開」の王道でいいが,面接での受答えが総監の視点で軽やかに(?)できなければ元も子もない.
 荒っぽくまとめると,「当時の業務において総監技術をどう駆使したのか」,「業務を実施した当時使えなかった総監技術を,今の自分ならどう応用するか」,これらを自分の頭で悩むことが合格への近道となる.

―今日のことわざ―
急いては事を仕損じる


総合技術監理 | 【2008-09-12(Fri) 20:55:04】
Trackback:(0) | Comments:(2)
コメント
らがーさん こんにちは

想定質問に対する回答を作成することで、体験論文を煮詰めている段階ですが、どーも「普通」だなーと感じてしまいます。(苦笑)

もう少しアピールポイントを抽出してみます。

それから、写真にある渋谷のスクランブル交差点は今回絶対に渡るぞー!!と気合を入れてみました。(笑)
2008-09-13 土 22:26:25 | URL | こうへいのちち #- [ 編集]

こうへいのちちさん,こんにちは.

>アピールポイントを抽出

まだまだ時間的な余裕はありますから,じっくり煮詰めていけばOKです.体験論文の作成では,この熟成?期間が大切だと思います.

>渋谷のスクランブル交差点

単に渡るだけではなく,気持ちよく帰ってこれるように頑張りましょう.
2008-09-14 日 18:25:05 | URL | らがー #- [ 編集]
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