何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 北半球大気汚染に中国「すす」が影響,西日本にも被害.
北半球大気汚染に中国「すす」が影響,西日本にも被害.
 このニュースはひとつの例ですが,国際化と環境という両面から,ひとつの論文を書くこともできるのではないでしょうか.
 

中国の工業地域などで発生する「すす」の量が急増し、北半球の大気汚染を悪化させていることが、米航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙研究所の分析で明らかになった。
 早急に排出量の低減を図らない限り、世界全体の気候に悪影響を及ぼす恐れがあるという。
 すすは、工場や火力発電所のばい煙、家庭でまきを燃やした煙などに含まれる。同研究所は、衛星観測のデータやコンピューターを使った計算で、地球表面に広がるすすの排出源を調べた。その結果、世界全体のすすの3分の2は工業活動が原因で、その半分が、中国を中心とする東アジア地域で発生していることを突き止めた。
…中略…
 欧米や日本などの先進国がすすの排出量を減らしたのは、工場のばい煙対策などを進めた結果。大気汚染に悩む中国でも、炉を高温で燃焼させる装置の設置などが奨励されているが、導入した工場は一部にとどまり、すすの排出量は増え続けている。中国のすすは日本にも深刻な影響を与えている。
 同研究所の計算によると、西日本上空のすす濃度(雨などで地上に流れる分を含む)は、1立方メートルあたり500?1000ナノ・グラム(ナノは10億分の1)で、北米や欧州の最大汚染地域の2倍以上になるという。
「ヨミウリ・オンライン 2005年5月14日付」


 「西日本上空のすす濃度は,…北米や欧州の最大汚染地域の2倍以上になるという」,この状態では,日本国内で大気汚染対策をおこなうだけでは不十分でしょう.掃除した廊下に土足で上がられているようなものです.つまり, 建設部門における国際的な課題として,中国への公害対策の技術供与や指導を早期に着手すべきだということです.
 当然ながら政府の外交手腕も重要なファクターになりますが,歴史問題やガス田開発などへの対応から判断すると,あまり期待できないでしょう.人口減少社会になる日本では,環境対策技術を確立し,それを輸出することが企業の成長を支える手段になっていくでしょうね.なお,こうした与太話を試験で書く必要はありません.あくまで建設部門として何ができるか,その視点が試験では大切ですから.
 
―今日のことわざ―
鼠壁を忘る壁鼠を忘れず


建設一般 | 【2005-05-14(Sat) 20:53:43】
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2005-05-15 日 10:23:02 | | # [ 編集]
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