何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 ダボス会議
ダボス会議
 「ダボス会議」の麻生首相は,これまでの論調と変わりなしという感じだなぁ?.相変わらず読み間違いも多かったようで,決然(けつぜん)を「けんぜん」,見地(けんち)を「かんか」,基盤(きばん)を「きはん」と読んだらしい.見地や基盤を読み間違うとは……あはは.
 最近,こうした間違いを指摘する新聞記者にも問題はあるんじゃないか,と感じる.読み間違いのような細部にこだわるのも結構だが,政策の中身を批判しなきゃ記者として存在価値はないし,大局を見失ってしまう.まー,朝青龍のガッツポーズも似たようなもんかなと.

 どの国も言っていることだが,市場ルールの再構築,保護主義の阻止,これらは世界中で対応しましょう……日本は「外需依存から脱却し,内需を拡大すべきだ」と訴えたらしい.だけど,今の政策で内需が拡大するのか?
 あと,聞き飽きた感もあるが,北海道洞爺湖サミットで合意した温室効果ガス排出量半減目標について,2020年までの中期目標を6月までに発表すると表明したようだ.ということは,建設一般論文の温暖化関連は,筆記試験直前の6月以降に見直しをかける必要があるということですね.

 麻生太郎首相は31日昼(日本時間同日夜)、世界経済フォーラム年次総会「ダボス会議」で特別講演した。世界的な金融危機で失速を余儀なくされているアジアの成長強化に向け1兆5000億円以上の支援方針を表明。地球温暖化対策では2020年ごろまでの日本の温室効果ガス削減の中期目標を「6月までに公表する」と言明し、途上国の温暖化対策支援も打ち出した。

 首相は「世界第2位の日本経済が活力を取り戻すことが、何よりも日本の責務」と述べ、事業規模75兆円の景気対策により早期の不況脱出を目指す決意を強調した。
 温室ガス削減の中期目標については「裏打ちのない宣言ではなく、経済面でも実行可能で地球全体の温暖化対策に貢献するものにしたい」と説明した。
 金融危機対応では金融市場の監督体制導入や、格付け会社への規制など「市場のルール再構築」の重要性を指摘。貿易、投資の保護主義拡大阻止や内需拡大に取り組むべきだと訴えた。
 「共同通信 2009年1月31日」

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 単純に考えると,世界的な景気悪化によってクルマの販売台数が減れば,低炭素社会にとってはプラスに作用するわけだ.それでは自動車メーカーの雇用が……と言われても,そもそも次世代自動車(電気自動車:EV)の主役が従来の自動車メーカーである保証はどこにもない.
 それぐらい二次電池の蓄電エネルギー密度は飛躍的に向上しているし,価格も大幅に下がってきた.電池メーカーを押さえた自動車メーカーが次世代に生き残るわけだから,今後のキープレイヤーは電池メーカーかもしれない.

 また,低炭素社会に向けたひとつの方策であるコンパクトシティも,極端に言えばクルマを捨てさせることになるわけだ(ニワトリが先か卵が先かは別として).最近は景気悪化で停滞気味とはいえ,公共交通機関が整備された都市部への人口集中は今後も続くだろうから,ますますクルマは売れなくなる……どうしますか!
 技術士試験の論文では「コンパクトシティは万能薬」という短絡的な見方でいいかもしれないが,コンパクトシティが実現すれば,いよいよ自動車産業は海外市場でしか台数を稼げないから国内生産をやめてしまうかもしれない.そうなったとき,国内で働く場所,雇用の受け皿はあるのだろうか?
 結局行きつくところは,クルマがないと生活できない地方の疲弊だろう.散らばって住むより,集まって住むほうが社会の効率は高いわけだから,効率を重視すれば地方は見捨てられる運命にある.今の政策のままでは,地方はこれから寂れる一方だと思う.

―今日のことわざ―
今日の一針,明日の十針


建設一般 | 【2009-02-01(Sun) 11:10:58】
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