何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 アドバイザリーグループ
アドバイザリーグループ
 昨年度の本命と目されていた地球温暖化ですが,今年度も要注意であることに変わりはないと思います.今年初めて二次試験を受験される人も,あくまで試験では,人為的起因の温暖化は前提条件として受け入れ,そっから後の部分で勝負してください.それが「技術士試験のルール」と解釈したほうが無難だと思います.
 納得できない人は,ブログの記事地球温暖化は人為的起因か?も読んでみてください.

 ポスト京都議定書は,先進国と途上国の対立をどう克服するか,が焦点となっている.そのへんに配慮したのか,新提案では,先進国から途上国への技術移転の促進に向けた「アドバイザリーグループ」の設置も提言されたようだ.
 このグループを産業別に設けて,先進国から途上国に「どのような省エネ技術を移転できるか」を助言しましょう,といった感じ.途上国が削減できる温室効果ガスの量を調べ,それぞれの国における社会情勢やエネルギー事情などに応じて,適切な省エネ技術が採用されるようにしたいようだ……そもそも産業別の「セクター別アプローチ」が普及するかどうか,これが問題なのだが.

 政府は6日、京都議定書に定めのない2013年以降の国際的な温暖化対策の枠組みについての追加提案をまとめた。途上国に温室効果ガス削減のための自発的な行動計画作成を求めるなど、途上国の取り組みを促す仕組みの必要性を強調している。近く国連の気候変動枠組み条約事務局に提出する。

 追加提案は、08年9月に提出した枠組み案とほぼ同様の内容。日本を含む先進国は、温室効果ガスの排出総量を目標とし、削減率で示す場合は複数の基準年を設定するなど、従来の主張を繰り返した。また、2020年ごろまでの日本の削減目標も具体的な数値は盛り込まれなかった。
 「毎日jp 2009年2月7日」

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 地球の平均気温の上昇が頭打ちとなり,専門家の間で気候は当分寒冷化に向かうとの見方が強まってきた.地球温暖化の主因とされる二酸化炭素(CO2)の排出は増え続け長期的には温暖化が続きそうだが,自然の変動が気温を抑制するように働き始めたとみられている.気温の推移は,温暖化対策の論議の行方にも影響を与えそうだ.

 平均気温は1970年代半ば以降ほぼ一貫して上昇.しかし98年をピークにこの10年間は横ばいないし低下し,2008年の気温は21世紀に入り最も低かった.この結果,気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が予測する気温の上昇カーブとの隔たりが拡大.IPCCは気温が2000?25年に10年あたり約0.2度のペースで上昇するとしているが,実際は最近十年で約0.2度下がった.

 気温低下の原因として専門家が有力視しているのが,海の自然変動の影響.太平洋では数十年ごとに水温が上下する太平洋十年規模振動(PDO)という現象が知られる.PDOの高温・低温期は,平均気温の上昇・下降期とほぼ連動.2000年前後にPDOが高温期から低温期に切り替わったと見られている.……中略……

 寒冷化との関係で太陽活動の「異変」も注目されている.米航空宇宙局(NASA)は昨年9月,「太陽活動が約50年ぶりの静かさ」と発表.その後も太陽活動は静かな状態が続いている.太陽の日射量の変化のほか,太陽磁気の変動が地球の気候に与える影響への関心が高まっている.
 「日本経済新聞(抜粋) 2009年2月2日」

 温暖化といえば,2月2日の日経新聞に,地球の気候は当面「寒冷化」という趣旨の記事があった.専門家の見方として,温暖化論者と懐疑論者,双方の意見も掲載されているので,時間があれば図書館で掲載記事を読んでみてください.
 この時期はなかなか時間が取れないだろうなぁ…….

 温暖化論者(国立環境研究所温暖化リスク評価研究室)の見方を抜粋すると,『自然変動はいずれ反転し,今度は気温を押し上げることになる.10?20年後には急速な温暖化が訪れるだろう.』と苦し紛れの説明に終始しており,残念ながら説得力はまったくない.
 その反面,掲載記事の内容から推察できるだろうが,懐疑論者のほうは毎度の見方に拍車がかかった感じ.
 結局のところ,気温上昇したから「起因はぜーんぶ人為的なCO2やで!」とゴリ押しすることが無茶苦茶な行為であるように,寒冷化に向かったから「温暖化対策はぜーんぶ無駄やで!」というのも乱暴な主張だと思う.まー,グリーンニューディール政策を掲げるアメリカの出方次第で,どうにでもなることのような気もするが…….

―今日のことわざ―
吐いた唾は飲まぬ


建設一般 | 【2009-02-07(Sat) 12:53:50】
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