何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 なんでロープラ?
なんでロープラ?
 いつの間にロードプライシングが「ロープラ」と省略されるようになったんだろうか?私が知らなかっただけか…….引用したネット上の読売新聞では省略されていなかったが,日経新聞は「ロープラ」だったし,ネット上の朝日新聞や毎日新聞も「ロープラ」になっていた.

 「ロープラ」と言われてもLow Priceの省略にしか思えないんだけどなぁ?.
 Road Pricingは,負荷がかかっている路線に課金(かかっていない路線を割引)して,料金格差で誘導する策だからLow Priceとは意味合いが違う.負荷がかかっていない路線を割引するからLow Priceという解釈のつもりか?

 尼崎公害訴訟の和解から8年も経ったが,そろそろ沿道環境に関する出題があってもいいと思う.沿道環境は大気質汚染や騒音など多様な側面があるのに,それを改善する方策が環境ロードプライシング一本勝負では情けない……というかA評価は厳しいので幅広く勉強しておくべきでしょうね.

 国土交通省と阪神高速道路は6日、尼崎公害訴訟の和解に基づき、4月から同高速湾岸線(大阪市?神戸市区間)で大型車の通行料金を3割引きすることを決め、原告団に提示した。市街地を通る国道43号や同高速神戸線の通行量を減らすのが狙いで、環境目的で通行料金に差をつける「環境ロードプライシング」の導入は全国初。和解成立から9年目での実施となる。……中略……

 同訴訟は2000年12月、大阪高裁で和解が成立。和解条項には、43号沿線の大気汚染を軽減させるため排ガス量の多い大型車を対象とする環境ロードプライシングや43号の交通規制実施が盛り込まれ、原告団は国に早急な実施を求めていた。
 国交省などは01年11月から湾岸線の一部区間で2割引きとし、実験的に半額とした06年6?8月には同線の通行量が最大19%増えたが、「43号沿線では大気や騒音に目立った改善はない」としていた。
 ナンバープレートの末尾による通行規制も検討したが、警察庁などは昨年7月、違反車への対応は困難で、湾岸線を迂回(うかい)路に指定する必要があると指摘した。
 このため、国交省は阪神高速と、湾岸線の通行料減収分を一部補填(ほてん)することで合意し、恒久的な措置として取り組むことにした。
 「YOMIURI ONLINE 2009年3月7日」

 毎度のことながら話は変わるが,「国土学再考」を読んだ.前著の「国土学事始め」の続巻になるのかな.2部構成になっているが,1部だけでも目を通しておくべきだと思う.
 国土学という壮大なスケールでの視点は「建設一般論文」に役立つし,さまざまな公共事業悪玉論への反論として,口頭試験における理想的な回答が書かれています.「元建設省道路局長・国交省技監」という著者の経歴に偏見を抱かず,素直に読んでみてほしいし,建設部門の受験者なら一読の価値はあります.

 読書離れが深刻化している現在,書籍だけでは「国土学」の思想は国民に伝わらない.公共事業悪玉論に真っ向から反論できる著者が表舞台に出てきてほしい.とは言っても,世論が形成されているテレビが表舞台になるから難しいか…….

 Amazon:国土学再考― 「公」と新・日本人論 大石 久和 (著)
 Amazon:国土学事始め 大石 久和 (著)

―今日のことわざ―
木に竹を接ぐ


道路科目 | 【2009-03-07(Sat) 17:36:21】
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