何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 「機能」を優先?
「機能」を優先?
 添削指導は駆け込み寺の状況が続いているんだけど,受験される方は願書の提出期限を忘れないようにしてください.もうインターネット受付(4月16日まで)は始まっています.郵送は4月17日から5月7日までですが,ギリギリで提出するよりも余裕を持って出しましょう.

 たまには雑誌「道路」の話でも……先日送られてきた3月号では,失敗学の権威?である畑村氏の巻頭インタビューが掲載されていました.
 「構造」よりも「機能」を優先させよ,とフランス(ナンシー)の横断勾配を例にされていた.ナンシーの横断勾配は,車道の両端がセンターより高い状態(すり鉢形状)らしい.それらしき写真を載せてみたけど,コミュニティ道路や区画道路,第4種第4級のようなイメージかな?

 畑村氏が言われるには,「機能」から考えると,「すり鉢形状の道路」のような新たな発想が生まれるらしい.それを新たな発想と推奨される一方で,「メンテナンスを考えない道路はありえない」と言われても,説得力がないと感じるのは私だけか…….
CIMG09539
 「拝み形状の道路」は維持管理に適さないのか?単純に工事費だけを比較すれば,拝み形状の両側側溝よりも,車道センターだけの側溝が安い.それは当たり前だが,どうやって側溝をメンテナンスするんだろう.交通規制を伴うバキューム処理がよいとは思えない.
 それに,ゲリラ的な豪雨が来たら貯水状態になるよなぁ?.郊外型SC駐車場の調整池なら「すり鉢形状」も理解できるが,車道に貯水してどうするんだろう.おまけに,車道センターだけの側溝だと沿道民地の雨水放流が難しいし,車道部分を掘返す機会も劇的に増える.

 ちなみに,「歩きやすさ」もすり鉢形状が勝っているのは明らからしい.
 この理屈がよくわからん.歩道を歩けばどっちも同じではないか?横断歩道部は摺付するから似たり寄ったりだと思うし.もしかして,掲載した写真のように,車道を歩くことが新たな発想なのかもしれない.
 畑村氏の巻頭インタビューは,私の理解をはるかに超えていた…….
s-dc120404
 ここから追記になります.ある方から「すり鉢形状の道路」で施工されている街路の画像を送って頂きました(ありがとうございます).ハンドルネームを書いてしまうと,その方の所在がわかってしまうかもしれないので,あえて「ある方」としておきます.
 この街路は,(植樹帯を有する透水性平板敷の歩道3m+路肩1m)×2+車道4m=全幅12m程度らしいです.記事で書いた疑問点が解消できているのか,まではわからないけど,これだけスッキリした街路なら「そこに住もう!」って気になるよなぁ?.その気にさせるのが街路事業では大事なポイントだから,浸水しない地域なら「あり」かもしれない.

―今日のことわざ―
他山の石とする


道路科目 | 【2009-04-08(Wed) 18:19:00】
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