何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 マナド海洋宣言
マナド海洋宣言
 初めての世界海洋会議で「マナド海洋宣言」が採択されたらしい.開催国のインドネシアは各国に呼びかける前に,自国で対策を打つ必要があると思うのだが…….インドネシアは森林の伐採による泥炭地破壊で,米国,中国に次いで世界第3位のCO2排出国.
 それにしても,ここ最近の動きを見ると,もう懐疑論者の出る幕はなくなってきた感じがしています.各国のグリーン・ニューディール政策や,アメリカの本格的な環境ゲーム?参戦によって,人為的起因の地球温暖化は(政治的に決着した)既成事実となってしまった.

 政治的に決着したものをとやかく言っても始まらない.
 政治的な決着では,「何が正しいか」よりも,「とりあえず何が正しいことになったのか」のほうが大事.ましてや「不確実性への備え」を盾にされると,懐疑論者が何を言っても反論する余地はいくらでもある(だから政治的に決着したとも言える).

 インドネシアのマナドで14日、海と環境の問題を話し合う初の世界海洋会議が開かれた。海面上昇で被害を受ける途上国の海岸線保護などに対し、国際社会の資金援助を求める「マナド海洋宣言」を採択、閉幕した。

 宣言では、12月にコペンハーゲンで開く第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)で決まる京都議定書以降の新しい国際枠組みづくりとの関連を重視。途上国が温暖化で受ける被害を和らげるため、先進国が資金援助する「適応基金」の中で、海岸浸食などへの対策も盛り込むことを訴えた。

 会議はインドネシア政府の呼びかけで実現した。日米欧、アジア、アフリカなど70カ国余りの閣僚や国際機関の代表らが出席。主催国インドネシアのユドヨノ大統領は「海洋資源を人間による収奪や気候変動の影響から守らなければならない」などと強調した。
 「NIKKEI NET 2009年5月14日」

 とにかく国家試験で「あまのじゃく」になる必要なんてどこにも見当たらない.昨年の記事「地球温暖化は人為的起因か?」に書いたように,国家試験である技術士試験では,懐疑論なんて書く必要はない(個人的にどう思っているかは別問題です).人為的起因の温暖化を前提条件として受け入れ,そっから後の部分で勝負すればよい.

 あれだけ「暮らしを支える」と白書で明記しているから,地球温暖化対策という直球問題は考えにくいが,気候変動リスクへの適応はあるかもしれない.何度も言っているようですが,今年の白書は総花的な内容なので,受験者の方は「あれだこれだ」と強引に予想するのではなく,ある程度最近の時事も含めて,幅広く勉強しておくべきでしょうね.

―今日のことわざ―
論に負けても実に勝て


建設一般 | 【2009-05-15(Fri) 17:57:18】
Trackback:(0) | Comments:(2)
コメント

今年の建設一般は大変そうですね。
私の経験だと、幅をもって1論文4問題提示で、10論文くらい準備すると、少しづつ関連して建設一般分野が一回りしたような気がします。
2009-05-16 土 20:25:22 | URL | ココア #- [ 編集]

ココアさん,こんにちは.

>幅をもって1論文4問題提示で、10論文くらい準備する

これだけの準備をすれば万全だと思います.そこまで手を伸ばせない受験者の方が多いので,どうしてもヤマを張ってしまうんでしょうね.

今年の建設一般は,ヤマが外れる可能性もあるので,幅広く準備してほしいと思っています.
2009-05-17 日 13:48:50 | URL | らがー #- [ 編集]
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