何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 安全安心な監視社会?
安全安心な監視社会?
 右を見ても左を見ても,安全・安心社会だなぁ?.監視カメラで安全を確保すれば,安心できる社会になるのだろうか?
 一昔前までは,地域生活の安心が保障される代わりに,互いの行動が自然と監視されていた.地域社会(町内レベル)で悪さをしても,隣近所のおばちゃん目線は鋭く,すぐにバレる状況だった.

 いつ頃からこうなったのかはわからないが,今や「隣は何をする人ぞ」という軽薄な付合いに変わってしまった.互いの行動が監視されないぶん,ある意味気楽になったわけだが,それと同時に安心を放棄してしまった.やっぱり安心を取戻したい……「だから監視カメラ」というのは,ちょっと向かうべき方向が間違っていると思う(人権派の話は別としても).
 普通に考えると,カメラ設置場所から余所へ犯罪を持って行くだけになる.それよりも,防犯灯の設置や町内会の青パトのほうが,犯罪防止や不安緩和の効果があるのでは?まずはコミュニケーションというか,人と人とのつながりなんだろうけど.

 警察庁は25日、全国15地域の住宅街に防犯カメラを設置し、機材や映像データの管理を住民の防犯ボランティア組織に委託して来年1月ごろから運用を始めると明らかにした。
 警察は現在、全国の繁華街に363台のカメラを設置しているが、住宅街への設置は初。住民側への委託も初めてで、警察庁は「住民自身が安全確保の担い手になるため、住民側と運用方法を協議する」としている。
 一方、設置対象となる地域の中には受け皿となる住民組織がまだ結成されておらず、地域を抱える自治体から困惑の声が上がっているほか、市民団体から「行政機関による監視体制の強化だ」と懸念する声も出ている。……以下,省略……
 http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009062501000233.html
 「共同通信 2009年6月25日」

 ダラダラと書いてしまったが,建設部門を受験する人の多くは,「暮らしにおける安全・安心の確保」が問われると,ストレートに防災・減災,あるいは歩道・自転車道の整備を書いている.それらも正解だが,白書には「犯罪に対しては,地域全体で防犯性を高めるため,防犯まちづくりを進める」とも書かれている.
 皆と同じ考えではなく,防犯まちづくりとは具体的に何か?防犯性を高めるためには具体的に何をすべきなのか?これらを社会資本整備の観点から考えれば面白いかもしれない.

 ちなみに,具体策には負の側面も付きまとうわけで,そのマイナスを少しでも軽減するような「自分なりの考え」も書ければ評価は高いと思う.たとえば,何気なく書いている無電柱化なら,電柱に共架されていた防犯灯をどこに移動させるのか,という負の側面から具体策を掘下げればよい.

―今日のことわざ―
両方よいのは頬冠り


建設一般 | 【2009-06-25(Thu) 21:23:17】
Trackback:(0) | Comments:(0)
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

リンク
建設部門 択一問題集  平成29年度版
総監部門 択一問題集  平成29年度版
月別アーカイブ
E-NEXCOドライブプラザ
FC2カウンター