何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 不測の事態への対応
不測の事態への対応
 昨日の今日なので,大まかにしか考えていないが,今年の記述式を振り返ってみたい.

 1枚目は,不測の事態が発生して多大な影響を与えたもの(Aケース),あるいは不測の事態が発生したが放置せず対処したので多大な影響に至らなかったもの(Bケース),どちらか1つを取り上げて記述させる内容だった.
 たぶんAケースを取り上げた受験者が多いと思うが,要するに,過去の失敗事例を書けば済む話(1枚目はその概要を書けばOK).失敗事例を準備していたかどうか,で明暗が分かれた感じ.

 2?3枚目は,不測の事態が発生したことによる影響は,難しく考えなくても記述できたのでは?失敗(不測の事態)に至った原因のほうは,原因を建設技術に求めてしまっては後が続かない.あと,不測の事態が生じたきっかけ(トリガー)は不可抗力的なものが望ましい.
 設問では要求されていないが,失敗(不測の事態)に至った原因を踏まえた課題(改善すべき点とも言える)も書いておきたいところ.もちろん,4?5枚目で解決(改善)される課題を書く必要がある.

 4?5枚目は,上述した課題の解決策,すなわち同じ失敗を繰り返さないための改善策を総合技術監理の視点から書けばよい. 
 設問では,具体的な想定方法と書かれているが,具体的な改善策と読み替えてもよいと思う.設問でも書かれているように,幅広く想定外をなくす(同じ失敗を繰り返さない)ための改善策を書ければ問題ない.
 ちなみに,一部を改善する策ならカネをかければ済む話になるので,全体のバランスを最適化するような改善策がほしいところ.もちろん,自分の組織と照らし合わせた具体的な改善策(失敗の再発・未然防止)を記述しないといけない.

 ざっと振り返ってみたが,この記事ではリスクマネジメントという語句を使っていない.それに固執するよりも,PDCAサイクルの考え方を前面に押し出したほうがよいと思う.なんでもかんでもリスクマネジメント一色の受験者には厳しい出題だったのかもしれない.

総合技術監理 | 【2009-08-02(Sun) 09:41:45】
Trackback:(0) | Comments:(0)
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

リンク
建設部門 択一問題集  平成29年度版
総監部門 択一問題集  平成29年度版
月別アーカイブ
E-NEXCOドライブプラザ
FC2カウンター