何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 ときには潔く
ときには潔く
 ここ最近,来年度の受験に向けた論文と,今年度提出する(予定の)技術的体験論文,これら両方の添削に追われています.本業のほうは,災害査定設計で温存しておいた(手が回らず止めていた)詳細設計をバタバタと進めている感じ…….

 技術的体験論文の添削は,受講者さん全員がスムーズに進んでいるわけではなく,詳述業務を抜本的に見直しているケースも結構あります.
 択一問題と一緒で,体験論文に書く業務を2つに絞るところまでは比較的簡単だと思う.それら2つのうち,どっちを詳述業務にするかが悩ましい.課題や問題点,課題解決策に対する論理的な整合性ができているのは,悩む以前の話ですが.

 2つの業務を,A業務とB業務としよう.たとえA業務を詳述として仕上げていたとしても,面接での受け答え(ツッコミへの回答)が難しいと感じるのなら,A業務は潔く捨てて略記に回す.そして,B業務の詳述を新たに書き始める.それぐらいの心構えで準備したほうがよい.
 A業務を詳述するために,時間をかけて図表を作ったり,文章を何度も修正したりして,苦労したのは痛いほどわかる,わかるんだけど潔く捨てる.いつまでたってもアピールポイントが煮詰まらない,ちょっと意地悪なツッコミをされると回答に窮してしまう……などなど,こうした状況に陥っているようなら,潔く捨てる.その潔さが大事かなと.

 現行試験制度の口頭試験合格率は低い.つまり,侮っていたら自分も不合格にされてしまうわけだ.面接当日の質疑応答に失敗してから,あれを詳述にしておけばよかった……などと後悔したのでは遅い.やり直しはできないのである.
 いくら提出する体験論文の文面がよくても,面接で試験官を納得させてはじめて合格になるわけだ.自分でも自信がないものを,納得させることができるだろうか?その詳述業務で自信が持てるのか,今一度考えてみてほしい(まわりの意見を聞くことも大切です).

 ついでに,想定質疑を準備されている方への注意点も.
 長時間かけて練り上げた技術的体験論文は,『厳密かつ正確な論理展開』で書かれている.しかし,口頭試験では,短時間で試験官を納得させることが求められる.つまり,些細な点を端折った『単純明解な論理展開』が求められるわけです.
 いつになったら質問に対する回答を答えてくれるの?みたいな前置きの長い説明や,聞かれてもいない些細な数字を必死になって説明しても,単純明解な論理展開とは言えません.聞かれたことだけをコンパクトに答える,その出来次第で合否は決まるんだから,回答を要約する癖を今から養っておきましょう.

―今日のことわざ―
迷わんよりは問え


日々寸感 | 【2009-10-09(Fri) 12:39:00】
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