何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 過去最大の国債発行額
過去最大の国債発行額
 そろそろ来年度の建設一般予想を立てたいのだが,民主党の活躍によって方向性がまったく見えてこない.おかげで,道路の審議会や委員会も手をこまねいているし……ほんと困ったもんだ.
 あれだけ自民党を批判して「国債は発行しない」と言っていた民主党だが,蓋を開けてみれば,国債発行総額は過去最大の53兆5千億円,終戦直後の混乱期以来63年ぶり!!に税収を上回ったようだ.経済対策(補正予算)を執行停止して事業仕分けに浮かれた結果,税収が激減したから国債を大幅に増やして追加経済対策……,という自業自得の流れを作った民主党に政権を担うチカラは無い.

 製造業派遣の禁止で国外生産を助長したり,「コンクリートから人へ」施策で雇用を不安定化させる一方,暫定税率の廃止や子供手当てという大盤振舞い……好き勝手し放題.収入を減らして支出を増やす施策だと,こういう結果になることは,こども店長でも知っている.

 藤井裕久財務相は8日の閣議後の記者会見で、2009年度の一般会計税収が当初予算で見積もった約46兆1千億円から9兆2千億円程度下振れし、約36兆9千億円に落ち込むとの見通しを明らかにした。これに伴い、国債発行総額は過去最大の53兆5千億円に膨らみ、終戦直後の1946年度以来、63年ぶりに税収を上回る異常事態となる。

 税収が37兆円を割り込む低水準となるのは、1984年度(約34兆9千億円)以来、25年ぶり。企業の急激な業績悪化を受けて、法人税収が見込みの半分程度に低迷しているのが主因で、財務相は「世界同時不況の結果であることは否定できない」と述べた。……以下,省略……
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 政府は8日午前、追加経済対策を閣議決定した。焦点となった2009年度第2次補正予算の財政負担の規模は、先週末の政府案から1千億円上積みし7兆2千億円とすることで決着。事業規模は24兆4千億円とした。雇用、環境、地方支援など6分野を中心にてこ入れし、円高やデフレによる景気失速の回避を目指す。

 当初封印していた公共事業も生活道路などに限って復活させ、地域経済を下支えする。財源は1次補正予算の見直し分などでは賄いきれず、1千億円の上積みについては公共事業などに充てる建設国債を追加発行する。……以下,省略……
 「共同通信 2009年12月8日」

 追加経済対策の柱は,雇用,環境,景気,生活の安心確保,地方支援,国民潜在力の発揮の6分野らしいが,中途半端で終わるんだろうなぁ…….選挙受けしそうな子供手当てを国債でまかなっても,その国債は手当てを受ける子供たちの借金になるだけではないか?

 公共事業も生活道路などに限って復活らしいが,民主党は「公共事業による景気浮揚効果は薄れてきている」と散々言っていたような……こんなに右往左往するのなら,公共事業に対する2010年度予算の概算要求を削る必要もなかったのでは?
 そもそも,インフラ整備とエコポイント(クルマ・家電・住宅),どっちが納税者にとってメリットがあるのか.短期的には,「現在の」納税者が得するエコ減税がいいだろう(単なる需要の先食いにすぎないが).しかし,長期的には,「将来の」納税者も恩恵を受けるインフラ整備に投資したほうがよいのではないか.
 家電は10年も経てば使い物にならないが,社会資本はそうではないだろう.声の大きな経団連を助ける目先の施策ばかりではなく,将来世代のことを考えた施策を打ってほしい.

―受講者さんへの事務連絡―
 12月12日(土曜日)は模擬面接なので,添削をお休みさせてください.12月11日(金曜日)に送られたメールは,基本的に12月14日(月曜日)以降の返信になります.宿泊先で時間が取れれば,なるべく早く返信しますが,確約はできません.ご無理を言いますが,よろしくお願いします.

建設一般 | 【2009-12-08(Tue) 19:42:45】
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