何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 ハチが刺した程度
ハチが刺した程度
 リーマン・ブラザーズの経営破綻がAIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)に引導を渡したようだ.一応政府が救済したけど,850億ドルを2年以内に返済するためには,アリコジャパンやアメリカンホームなどのグループ会社は遅かれ早かれ売却されるだろう.それより先に,解約者が殺到してしまう気もするが.
 アリコのCMが流れ出したからって,他の局にチャンネルを変えてもアリコのCM中 だったことが……今となっては笑えない.

 こんな状況下なのに,与謝野経済財政担当相は,「日本にももちろん影響はあるがハチが刺した程度.これで日本の金融機関が痛むことは絶対にない.沈着冷静な行動が求められる」と述べたらしい……この感覚がよくわからん……もうボロカスに痛んでるやん.
 ハチが刺した程度じゃなくて,ゾウが踏み倒した感じなんですけど.この感覚で「貯蓄から投資へ」なんて言う政府には愛想笑いしかできない.

 それにしても,リーマンを破綻させておきながらAIGは救済するって,倫理的に説明がつくんだろうか?金融市場への影響度合いはAIGのほうが甚大だと思うが,どの程度なら甚大で,どの程度なら軽微なのか,結局アメリカ政府の気分次第みたいな感じもする.
 日本の建設業や不動産業界も,救われる企業と破綻させられる企業とで明暗が分かれているが,このへんの判断基準も実はいい加減なものなのかも…….

 このまま金融不安が続けば,貸渋りや貸剥しが横行している銀行の蛇口はさらに閉まってしまう.そうなれば,資金を回転させて食いつないでいる建設業界に与えるダメージは相当深刻なものになるだろう.ただでさえ低入業務ばっかりで,利益も糞もない状態なんだから,資金フローぐらいは余裕を持たせないと会社組織はつぶれてしまう.
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Photograph by Elliot C. Back

 金融市場の異変は,昨年の8月突如表面化したような気がする.そう思ってブログの記事を読み返してみた.この時期は米ミネソタ州ミネアポリス市の橋(I-35W Mississippi River bridge)崩落事故があったんだなぁ…….
 この記事を書いた2007年8月10日の日経平均株価終値は16,764円だった.その翌週大暴落しているが,今となっては子供だまし程度の暴落だったのかもしれない.今日の終値が11,749円だから,あの日から約30%も下落している……こりゃひどい.
 あの日にアクションを起こしていればと後悔している人も多いはず.

 やっと技術士試験に話がつながるが,自分で勉強しなきゃと気づいたとき(ハチが刺した程度の気づきで十分)にはアクションを起こさなきゃいけない.筆記結果発表されるまでの時期は,とかく無駄に過ごしがちになるのはわかるけど,楽して他人より一歩先に行けるなんて甘い話はない.
 もし今年の筆記試験が自分でダメだったと気づいているのなら,来年に向けて始動したほうが得だと思う.他人より早く始動しなければ,結局来年もみんなと同時にスタートすることになって,元の木阿弥になってしまう.平成21年(来年)度の受講者さんも,申込みを済ませたからといって安気に構えるのではなく,お彼岸ぐらいには始動しましょう.

 今年の筆記試験が自分で出来たと感じているのなら,早めに体験論文を完成させて,想定される質疑応答を準備していけばよい.平成20年(今年)度の受講者さんのなかには,のんびり構えている人もおられるようなので,お彼岸ぐらいには始動しましょう.
 質疑応答は,自分が何を言いたいのかを考えることも大切だが,自分の回答によって試験官の頭の中で何が起きているのか,こっちのイメージを重視して作るべきだと思う.なんでもそうだが,独りよがりは決してよい結果をもたらしてくれない.
 
―今日のことわざ―
思い立ったが吉日


日々寸感 | 【2008-09-17(Wed) 21:26:47】
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