何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 37路線の無料化
37路線の無料化
 明日の朝刊社説は,この話題に染まるだろうから,今年道路科目で受験される方はネットで各紙の主張を確認しておきましょう.
 それにしても高速道路は段階的に無料化と言いながら,現実的に考えると社会実験レベルで終わりのような気もするなぁ?.個人的には休日千円のほうがマシだったような気がしないでもない.へたすると,現行のETC割引制度より割高になって終了かもしれん.

 もともと交通量が少なく,無料化で渋滞が起きにくい地方路線が中心とのことだが,見事に枝葉部分を抜出した感じだ.とは言いながらも,ざっと37路線を見渡してみると,休日千円のときボトルネックになっていた箇所も含まれているんじゃないか?
 対象37路線では車種やETC搭載の有無にかかわらず,すべての車の通行が無料になるようだが,そこへたどり着くまでにいくらかかるんだろう.

 前原誠司国土交通相は2日、全国の高速道路のうち北海道・道央自動車道の士別剣淵―岩見沢(延長139キロ)など37路線50区間を2010年度、実験的に無料化すると発表した。全車種が対象で、開始時期は料金システムの改修など準備状況を考慮して決める。期間は11年3月末まで。

 流通コストの引き下げや、地域と経済の活性化が狙い。対象区間の総延長は1626キロで、当初から対象外としていた首都高速と阪神高速を除く供用中の高速道路の約18%に当たる。

 ほかの主な無料化区間は、日本海東北自動車道の新潟県・荒川胎内―新潟中央ジャンクション(JCT)の47キロ、東富士五湖道路を含む中央自動車道の山梨県・大月JCT―静岡県・須走(41キロ)、舞鶴若狭自動車道の福井県・小浜西―兵庫県・吉川JCT(112キロ)、松山自動車道の愛媛県・松山―大洲(42キロ)など2区間、東九州自動車道の大分県・大分米良―佐伯(40キロ)など6区間、沖縄自動車道許田―那覇(57キロ)など。

 地方圏での休日(土日祝日)の通行料については、自動料金収受システム(ETC)利用の乗用車と二輪車に限って上限千円とする大幅割引が実施されているが、無料化実験に伴い終了する。
 「共同通信 2010年2月2日」

 いくら交通量が少ないとはいえ,追越しできない2車線の暫定供用区間で無料化の社会実験をする意義はあるんだろうか.ある程度渋滞するのは当たり前だし,だからといって4車線化は凍結しているから交通容量も拡大できないんだが.
 どういう実験データを取得し,その結果から何を導き出すのか,このへんの落とし所をどうするつもりなんだろう.先日も書いたけど,無料区間と並行して走る一般道の交通量は減るわけで……ただでさえ過疎化が深刻な沿道商店からの苦情が雨嵐となって降り注ぐ予感.

 あと,料金所はどうなるんだろう.有料区間で高速道路に入って無料区間で降りる場合,有料区間の末端で料金徴収するってことかな.無料区間の料金所を全部廃止して出入りが自由になったら,原付バイクが走行することになると思うんだが……そこまで心配していたのでは料金所の人員削減にならないか……中途半端な無料化が一番効率悪いのかもしれん.
 うーん,やはり政権交代より世代交代が必要というか,ほんと着地点が見えてこない.

 PDFファイル:平成22年度高速道路無料化社会実験計画(案) 国土交通省

―今日のことわざ―
始めきらめき奈良刀


道路科目 | 【2010-02-02(Tue) 20:11:02】
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