何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 鳩山イニシアチブ
鳩山イニシアチブ
 政局も忙しいようですが,私も本業の設計業務がバタバタしています.
 この時期は少しのんびり過ごしたいんだけど,やたらと測量成果の上がりが早い……張り切ってくれるのはありがたいんだが.概略設計業務のほうも,(発注者の都合で)実測図面を渡されたんじゃ,いい加減な線形が書けないし,取合いもごまかせないというか…….

 ハトが飛んでいってしまった.短命内閣になると思っていたが,ここまで失望させてくれた総理は初めてかもしれない.次期首相はお遍路さんらしいが,誰が選挙の顔になっても民主党への信用は簡単に戻って来ないと思う……また巡業に行く羽目にならなければよいが.
 “2020年までに1990年比で温室効果ガスを25%削減する”目標が盛込まれた「地球温暖化対策基本法案」は廃案になりそう.国際社会は国益を奪い合うパワーゲームが展開されているんだから,「2020年25%減」という数値目標も白紙に戻すべきじゃないか……ハチャメチャな数値目標を置き土産にすることも「鳩山イニシアチブ」の一環だったのか?

 鳩山由紀夫首相の退陣により、16日までの今国会中の法案審議が困難になった。混乱の原因をつくった与党は採決の強行もしづらく、与党が「参院選への成果に」と成立を急いでいた郵政改革法案は見通しが立たず、政府提出法案(閣法)の多くが廃案や継続審議となる見通しだ。
 新首相による衆参両院本会議での所信表明演説と各党の代表質問には、順調に進んでも来週いっぱいかかる。会期を延長しなければ法案審議に残されるのは再来週の3日間だけ。成立までこぎ着けられそうなのは、すでに一定時間の審議を終え、野党も採決に応じる法案に限られそうだ。

 影響は郵政改革法案に限らない。温室効果ガス排出量削減の中期目標を記した地球温暖化対策基本法案、官邸主導人事を目指す国家公務員法改正案は廃案となる見通しだ。いずれも衆院での採決強行を経て参院に送付済みだが、参院で採決できなければ、今国会では参院選が控えているため、慣例で廃案となる。

 一方、衆院で審議中の法案は、手続きをへて継続審議となる。製造業派遣を原則禁止する労働者派遣法改正案、経済・財政政策の司令塔となる国家戦略局を設ける政治主導確立法案、国が自治体の仕事を縛る「義務づけ」を見直す地域主権改革推進法案(参院先議)などがこれにあたる。……以下,省略……
 「asahi.com 2010年6月3日」

 “地球を守る私たちの責任と約束―チャレンジ25―”というサブタイトルを掲げた「平成22年版環境・循環型社会・生物多様性白書」の立場がないんじゃないか……この法案の成立を前提とした環境省も頭を抱えているはず.
 これだけ政局が不安定な状態だと,今年10月名古屋で開かれる「生物多様性条約第10回締約国会議:COP10」でも日本がリーダーシップを発揮する形にはならないと思う.残念ながら,生態系保全の新たな世界共通目標を取りまとめる能力はないだろう.当然,参加各国も民主党政権の基盤は弱体化したとみて,日本の要求は簡単に飲まない(いわゆる様子見姿勢を崩さない)だろうし.

 昨年度の建設一般が低炭素社会だったので,今年度は温暖化対策オンリーで出題される可能性は低いはず.もし環境関連が出題されても,低炭素社会・循環型社会・自然共生社会をワンセットで論じさせる内容になるんじゃないかな.
 もし技術士試験の論文で「2020年25%減」を書く必要性に迫られたら,昨年9月の国連気候変動首脳会合(気候変動サミット)で国際公約した,という形で記述すればよい.これを実現できる道筋はまったく見えないが,そう書くしかないと思う.

―今日のことわざ―
坊主丸儲け


建設一般 | 【2010-06-03(Thu) 18:28:45】
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