何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 モビリティ・マネジメントは予算次第.
モビリティ・マネジメントは予算次第.
 道路科目で受験される方は,ロードプライシングや流入規制といった,ある意味従来型の交通需要マネジメント(TDM)については,その手法など十分理解されているでしょう.これらは,一般社会における合意形成が不可欠な施策です.また,政治的側面も大きく影響してきます.

 他方,新しいタイプのTDM(モビリティ・マネジメント)は,個人や組織を対象にした,行動変容を促す施策です.この施策は,従来型のTDMよりも,渋滞緩和ひいては二酸化炭素の排出削減に対して,即効性が期待できます.

―モビリティ・マネジメントの定義―
 一人ひとりの移動が,個人的にも社会的にも望ましい方向へ自発的に変化することを促すコミュニケーションを中心とした交通政策

 
 この施策では,アンケート調査などの予算を確保すればするほど,より多くの個人や組織とコミュニケーションが図れ,大規模な行動変容を促すことができます.
 つまり,この施策が普及するかどうかは,ソフト施策を毛嫌いしてきた行政の対応次第,つまり予算額次第だと考えています.とりあえず予算を取った程度の「雀の涙」では焼け石に水です.
 こうした施策にこそ,道路特定財源を活用したらよいのではないでしょうか.

 それに加え,毎度のことながらこうしたソフト施策で問題になるのが,「道徳」あるいは「正義」といった哲学的要素ですね.いくらコミュニケーションを図ろうとしても,一般国民の道徳心や正義感が乏しければ,一方通行で終わってしまいます.
 これらを引出すためには,学識経験者が積極的にマスメディア(特にテレビ)に訴えかける必要があるでしょうね.専門誌や新聞だけで,一般国民への啓蒙はできないでしょうから…….

―今日のことわざ―
人間万事金の世の中


道路科目 | 【2005-05-28(Sat) 11:35:42】
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