何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 失敗百選
失敗百選
 逆噴射の途中で姿勢を崩して燃焼が停止し,金星を通り過ぎた探査機あかつきの「失敗」は技術的な問題としても,ここ最近は政治の「失敗」が多すぎる.
 第16回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP16)では,米中など温暖化ガスの主要排出国が加わる「ポスト京都議定書」の早期策定を目指す決議「カンクン合意」こそ採択したが,削減目標など具体的協議は来年に先送りしたようだし……それにしても,鳩山前首相が世界に向け約束した2020年25%削減の中期目標は何だったんだろうか.

 民主党政権に対する国民の期待は,この一年で落胆と失望に変わったんじゃないか(このブログを見ている人が民主党に期待していたとは思えないけど……).唯一,国民受けした事業仕分けも政権内部の政策対立が露呈したし,もはや民主党の政権運営は「失敗」と評価されても仕方ない状態だと思う.
 ここまで「失敗」というキーワードを無理矢理使ったが,総監部門を受験される方(年明けの口頭受験者も含む)は,年末年始休暇に「続・失敗百選」を読んでみてはどうだろうか.最近の失敗事例が盛り沢山なので,参考になる点も多々ある.
Amazon:続・失敗百選 - リコールと事故を防ぐ60のポイント 中尾 政之(著)
Amazon:失敗百選 41の原因から未来の失敗を予測する 中尾 政之(著)
参考ホームページ:科学技術振興機構(JST)失敗知識データベース

 「失敗」を連発してきた民主党が抱えている最大の問題は,結局民主党は何を目指す党なのか,が曖昧な点だと思う.本来「手段」であるはずの政権交代が,とどのつまり「目的」化してしまったことは,今さらながら見ていて痛々しい.こうしたトンチンカンな行動は他人事ではなく,普段の業務遂行や技術士の試験勉強でも起こり得ることだから注意したい.
 ということで,トンチンカンな行動から脱する「イシューからはじめよ」は読む価値があると思う.建設部門(あるいは総監部門)の受験であろうが,業務遂行のレベルアップ目的であろうが,誰もが役に立つような内容です(マーケティング的な要素の部分は読み飛ばせばよい).
Amazon:イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」 安宅和人(著)

―今日のことわざ―
人のふり見て我がふり直せ


―平成23年(来年)度の受講者さんへ[12月13日追記]
 現時点で,建設部門は,想定問題7問(専門その7まで)と「制覇する道標10月28日版」を配布済みです.
 総監部門は,想定問題その4までと「制覇する道標10月28日付」を配布済みです.
 もし手元に届いていないようでしたら,メールで連絡してください.セキュリティソフトによっては,送付したメールが弾かれたかもしれないので.特に,ヤフーのメールアドレスを使われている受講者さんは,ときどきエラーが出るようなので,注意して確認してみてください.


日々寸感 | 【2010-12-12(Sun) 10:43:02】
Trackback:(0) | Comments:(6)
コメント

らがーさん,こんにちは.

トンチンカンな論文を書かないために紹介された書籍を読んでみます (^^)v.
失敗続きの「いなかもの」でした.
2010-12-13 月 03:31:02 | URL | いなかもの #- [ 編集]

いなかものさん,こんにちは.

総監部門の場合,要求されるレベルが年々上がっているので,私もそれに準じた指導をしています(だから失敗続きと感じるんでしょうね).
「イシューからはじめよ」の感想をブログ記事にする,という心構えで読んでみてはどうでしょうか.
2010-12-13 月 12:01:26 | URL | らがー #- [ 編集]

らがー様へ

ご無沙汰しています。最近、「失敗」に関連して・・・・思うこと。ちょっと雑談です。
 
 最近、私の周りでは、自殺、うつ病、パワハラなどが人員削減とともに急増し、人がバタバタ倒れています。こんな人たちが本当にすぐ身近にいるようになってきました。
 業務効率化や成果主義の行きすぎで職場内にストレスが発生したり、人間関係のゆがみが顕著となって、そのしわ寄せは実務の中間管理職以下にむけられ精神的に追い詰められている。
 具体的にいえば、自己責任が叫ばれ、一人で抱えきれないほどのストレスを簡単に負わせてしまうような職場環境につながっている。人こそが財産なのに、こんな状況ではやっつけ仕事となり、いい業務はできない。
 
 総監を学んでいたとき、人的資源管理とは、「いかに職員の能力を発揮させて効率よく組織を動かすか」、「いかに職員をコストから資本に維持させるのか」を意識することだと考えていた。
 でも、実務では、人員コスト削減の「経済性監理」、労務の「安全管理」、職員のモチベーションの「人的資源管理」の3つのトレードオフが存在し対応困難な状況です。総監的でいえば、それを一手に理解して対応できる人(総監技術者)がいない。
 みんな自らの立場を守ることで必死なんですよね。例えば、人事課は人員削減することしか考えないし。
 なんとか組織を維持できる環境づくりに方向展開できるシナリオはないかと考えてはいるけど、自分も業務一杯で考える余裕もない。自分の職場すらこんな状況なのに、総監もっててもなんだろう?と感じています。
 らがーさんの職場って、そんな状況ありません?

ココア
2010-12-14 火 21:32:46 | URL | ココア #- [ 編集]

ココアさん,こんにちは.

一人で抱えきれないほどのストレスを簡単に負わせてしまうような職場環境……まさに私の職場も同じ状況です.官民問わず,どこの職場も似たようなものかもしれません.

総監技術者が3つのトレードオフを解消しようとしても,総監技術を発揮するだけの権限が与えられていないんですよね.たとえば,人事に関する権限や予算配分の権限など,これら上のほうから降りてくるわけで……いわゆるトップダウンですね.

いくら総監部門の技術士でも,結局のところ「今自分が持っている権限の範囲で“やれることをやる”しかない」と思っています……それすら手一杯で難しいんですけどね.
2010-12-15 水 12:06:29 | URL | らがー #- [ 編集]

らがー様へ

ご返事ありがとうございます。
 確かに、結局のところ「今自分が持っている権限の範囲で“やれることをやる”しかない」んですけどね。
 でも、そんな職場環境が身近にあると、このままでいいんだろうか、と悩んでしまいます。倒れていく人が増加しているので、明日は我が身かな。総監技術でなんとかなるわけでもないだろうけど・・・。
 組織が大きすぎると、こういった全体を俯瞰的に見渡すことができなくなるし、一方で組織が小さいと目が行き届きすぎて、つまらない事まで気になり、一層の業務の増加につながる。
 んーーー。

ココア
2010-12-16 木 01:39:19 | URL | ココア #- [ 編集]

ココアさん,こんにちは.

ここ数年,いろんな意味で憔悴しているというか,精神的に追詰められる状況が増えたのでしょうね.誰も現在の職場環境でよいとは思っていないんでしょうけど,抜本的な改善には時間がかかるでしょう.
仕事以外の面でストレスを発散したり,多少の理由付け!?をして強引に休暇を取るなど,自分の精神状態をコントロールすべきなんでしょうけど,これがなかなかできないんですよね…….
2010-12-16 木 18:25:20 | URL | らがー #- [ 編集]
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建設部門 択一問題集  平成29年度版
総監部門 択一問題集  平成29年度版
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