何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 理念倒れ
理念倒れ
 本業がとてつもなく忙しいんだけど,どうやら内閣改造は大畠経産相を国交相に横滑りさせたようだ.経財相で入閣した与謝野氏は消費税増税論者だが,子ども手当や農業者戸別所得補償を出しながら財政再建を目指すつもりか?
 馬渕前大臣が年初に発言した7つの施策(社会資本整備重点計画の見直し,交通基本法案,海上警察権のあり方,建設産業戦略会議,不動産投資市場戦略会議,八ッ場ダムの検証,高速道路の原則無料化)はどうなるんだろうか?

 このうち技術士試験(道路科目)に関係しそうな施策だけ取上げてみる.
 「社会資本整備重点計画の見直し」は“コンクリートから人へ”という民主党の理念をどこまで追求するかによって変わってくるんだろうなぁ?.
 国土・生活・産業の3つの国家の背骨を支える社会資本整備,この必要性を国民に提示していく(抽象的なアウトカム指標をわかりやすい指標にしていく)らしいが,たとえ改善されたとしても,これらの指標をどれだけの国民が目にしているんだろうか?結局,マスコミ報道を鵜呑みにしてしまうんじゃ意味が無いと思うのだが.
  
 「交通基本法案」で掲げられている“国民が移動する権利の保障(移動権の保障)”は,運転免許の取得や自家用車の所有が困難な人,過疎地や離島などの住民に対しても“公共交通機関による移動の権利を保障するもの”だ.この理念は立派だが,どうも民主党の場合,理念ばかりが先行しているような気がしてならない.
 現実問題として,“選択と集中”や“費用便益分析”など市場経済の論理とつじつまが合わない話だし,大きな政府(福祉国家)を目指すには国民の総意が得られていないと思う.おまけに,高速道路の原則無料化(自家用車の利用推進)も公共交通機関の活用とは相反する施策だし…….

 「高速道路の原則無料化」の社会実験では,高速道路の交通量は2倍に増え,並行する一般道の交通量は2割減少したらしい.使えるデータからメリットやデメリットを導き出すのは正しいことなんだけど,そもそも論として,社会実験している路線の妥当性にクエスチョンマークが付くと思う.
 とりあえず3つの施策を挙げたが,どれもこれも前途多難という感じは否めない.

―今日のことわざ―
兎の糞


道路科目 | 【2011-01-14(Fri) 12:44:19】
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