何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 リニアの必然性
リニアの必然性
 ただでさえ予備・詳細設計が山積みなのに,あちこちから災害対応の声が……私も体は一つしかないので「堪忍,堪忍……」と念仏を唱えているものの,しばらく災害対応に奔走するしかないようです.
 早いがごちそうの災害対応と同様に,スピードが売りのリニアが話題になっているようだ.「のぞみ」の品川―名古屋間の所要時間は1時間30分だから,それが40分になれば確かに早いが,そのぶん日帰り圏内(過酷な労働!?)も増えるんだろう.
 大深度法(大深度地下の公共的使用に関する特別措置法)を活用する目的で,地下40m以深(大深度地下)に品川新駅は作られるようだが,地上までの移動に対する苦情が噴出するような……都営大江戸線は結構不便だと思うんだけど.余計なお世話かもしれないが,ゲリラ豪雨に対する大深度地下の避難路は想定済みだろうか?

 1964年10月に開業した東海道新幹線以来の大プロジェクトが実現に向けていよいよ動きだす。東海旅客鉄道(JR東海)は18日、2027年の開業を目指し、リニア中央新幹線の東京(品川)―名古屋間の詳細なルートと駅の位置を公表した。総工費9兆円をかけ、全面開業時には品川―新大阪間を最短1時間強で結ぶ。20年の東京五輪開催決定を受けて開業前倒しを望む声や、地域活性化への期待から計画への注文なども出始めた。

 品川―名古屋間では神奈川(相模原市)、山梨(甲府市)、長野(飯田市)、岐阜(中津川市)の4県にそれぞれ中間駅をつくる。JR東海は同日、駅の位置や詳細なルートを盛り込んだ環境影響評価(アセスメント)準備書を沿線自治体に提出した。13年度に国の認可を得て、来年度中に工事が始まる見通しだ。
 JR東海は27年にまず品川―名古屋、45年に新大阪まで延伸する2段階での開業を目指している。品川―名古屋で5兆4300億円、新大阪までの全面開業で9兆円かかるとされる工費は全額、同社が負担する。
 「日本経済新聞 2013年9月19日」

 暴論かもしれないが,主要都市間における移動時間の短縮が主目的なら,東京(品川)―名古屋―大阪(新大阪)の3箇所だけに駅を作ればよいと思う.東北新幹線の中間駅におけるシャッター通りを目の当たりにすると,“おらが町にも”の精神では,中間駅の周辺地域が活性化するとは思えない.仮に中間駅を作っても,そこに集客力や再訪性に秀でた観光資源が無いと,単なる通過駅になる可能性が高い.

 何はともあれ,東海道新幹線の老朽化に対する大規模改修は待ったなしの状況だから,代替ルートとしての存在意義が大きいんだろう……とはいえ,東名に対する第二東名は同じクルマが利用するんだから,新幹線の代替ルートもリニアにする必然性は無いんじゃないか.新技術の実用化は大歓迎だが,うがった見方をすれば,国内でリニアを走らせる目的は,海外へ売り込むデモンストレーションのような気もする.

―平成26年(来年)度の受講者さんへの確認事項―
 現時点で,建設部門は3問〔内訳:Ⅱ-1(専門知識)想定問題その2(2問ずつ問題あり)まで,Ⅱ-2(応用能力)想定問題その1〕を配布済みです.総監部門は想定問題その2と択一問題集第1巻(経済性管理)を配布済みです.
 もし手元に届いていないようでしたら,メールで連絡してください.セキュリティソフトによっては,送付したメールが弾かれたかもしれないので.

建設一般 | 【2013-09-20(Fri) 18:53:35】
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