何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 走る情報端末
走る情報端末
 あけましておめでとうございます.
 道路科目で受験される方は,道路というインフラばかりじゃなく,それを利用するクルマの動向にも注視したほうがよい.道路の機能といえば,交通機能と空間機能がお決まりだが,そのうち情報機能(道路上にいれば情報を享受できる機能?)が追記されるかもしれない.
 2017年には完全自律走行車を実用化するとグーグルは表明しているし,それが普及した後の道路の考え方は,現在と大きく異なるんじゃないか……その前に法的な整備が進むかどうか,が問題だけど.

 インターネット検索最大手の米グーグルは6日、自動車内の情報機器を制御するシステム開発でホンダや米ゼネラル・モーターズ(GM)など車大手4社と提携したと発表した。グーグルの基本ソフト(OS)を使って音声操作でメールや地図情報がやり取りできるようにするなど車を「走る情報端末」に進化させる。グーグルは自動運転技術の開発も進めており、自動車とIT(情報技術)産業との世界的な合従連衡が進む可能性が出てきた。……中略……
 グーグルはまず、運転中でもスマホを安全に扱える技術などを自動車各社と開発するとみられる。車とスマホを連動させ、車が運転手の声や視線の動きを検知しスマホ経由で必要な情報を入手したり、電話を掛けたりできるようにする。
 自動車向けの新たなアンドロイドも開発し同OS専用のアプリを車内で使えるようにする。カーナビゲーションは常に最新の地図ソフトに対応できるようになる。最新のヒット曲をネット経由で再生することも可能。一部機能は14年中に利用できるようになる見通し。……以下,省略……
日本経済新聞 2014年1月7日:グーグル、車4社と連合 スマホ応用で走る端末に

  運転中でもスマホを安全に扱える技術を開発するらしいが,これって必要な技術だろうか……運転中は運転だけに集中!がセオリーじゃないかな.あれこれ機能を増やしても利用者は戸惑うばかりで,かえって高齢者の迷走を増加させるだけの危険な香りがする.
 また,車内に流す楽曲選びやレストランのメニュー表示をスマホ経由させる技術,正直これもいらない.グーグルのページランク(検索結果)で上位に表示されるヒット曲や有名店を羅列するだけでは,画一的な利用者ばかり増殖してしまう.
 すべての情報をグーグルが掌握し,そのランク付けによって世の中が動いているのではないか,という懸念もあるようだが,この流れは止められないだろう.誰もが便利さの中に網羅性も求めているんだから,ビッグデータを駆使するグーグルにはかなわない.
 
 技術士試験の勉強では,いつ終わるともしれない年度末の業務量に圧倒されながらも,限られた時間の中で「自分にとって使える情報」を取捨選択しなければならない.その点から考えると,ページランクで表示された順番通りにクリックして,そこに掲載されたものを読む,あるいはコピペする行為は効率的に思える.しかし,過度なグーグル依存は能力を劣化させるというか,額に汗して考えるべき論理的思考や書籍を漁って習得すべき専門的知識など,本来自分が為すべき事柄を“うやむや”にしてしまう. 
 なんかグーグルの悪口になってしまったが,添削指導のメール処理には「Google Apps for Business」を利用している.無料のGmailでも十分だと思うが,個人情報を扱うのであれば有料のシステムが無難かなと……タダで手に入るものは必ず裏に何かある,と考えてしまうのは頭が古いだけかもしれない.

道路科目 | 【2014-01-08(Wed) 18:30:44】
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