何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 シェアリングエコノミー
シェアリングエコノミー
 トヨタ自動車はトランプ政権への対応に四苦八苦しているようだ……米インディアナ州の工場に680億円を投資して400人を追加雇用するらしい.青本でいうところの経済性管理よりも安全管理(リスクマネジメント)を重視した,いわゆる議員絡みの公共事業と同じイメージか.日本の大企業は,当面アメリカ・ファースト(米国第一主義)というリスクへの対応が問われるんだろう.

 総監部門の受験者に役立ちそうな「UXの時代――IoTとシェアリングは産業をどう変えるのか」の書評を転載しておこう.「英治出版」という社名にはうさん臭さを感じるかもしれないが,「ロジカル・プレゼンテーション」や「問題解決」など,思いのほか使える書籍が多い.

 UX(ユーザーエクスペリエンス)はITの世界で発展した。デジタルコンテンツやデジタル製品における多様なサービスや機能をユーザーの体験からデザイン、製品化する営みだ。
 IoT、AIの進化によって高機能・高付加価値の製品・サービスが低価格で次々生まれ、生活に浸透しつつある。その流れの中でユーザーの志向も生活を効率的に、また楽しく過ごすために、必要なものを必要な時に必要な分だけ利用するスタイルへと変わりつつある。
 著者はそこに所有から共有(シェアリングエコノミー)への転換の予兆を指摘する。共有の時代には企業や組織、働き方が、垂直型から水平協業型へと転換することがカギとなる。
 先進企業の具体的事例、著者自身の事業での取り組みも交えてUXの時代にふさわしい企業、組織、そして私たちの働き方がどのようにリデザインされるべきかが解説されている。
 シェアリングエコノミーにおける水平協業型社会を実現するためには、行政や経済制度の在り方も変わらなければならない。安定持続する社会、誇るべき文化、豊かな経済生活を享受、体験するための社会的装置の在り方を、個々が考える端緒となる本と思える。
 日経MJ(流通新聞) 2017年1月25日

 平成16年1月に発行された「青本」では,生産の4Mのシェアリングなんて想定していない.現在の経済活動から見ると,すでに「青本」は化石のようなものだ.
 たとえば,味の素・カゴメ・ハウス食品などは,今年3月に北海道,4月には九州エリアで各々が抱えていた物流事業を放棄し,生産要素をシェアリングする.また,昨年10月にはヤマハとホンダが原チャリの生産,開発で提携の検討を始め,来年以降の協業を目指している.ホンダ(ディオ:DIO)とヤマハ(ジョグ:JOG)の絶頂期を知っている世代には感慨深いものがあるなぁ…….
 こうした大企業に限らず,中小零細コンサルなら使用頻度の低いA0長尺を打出すプリンターはシェアしたいと思っているはず.

 一昨日,日本技術士会が「青本頒布の終了について」を公表した.いよいよ青本が改訂されるのか?新たな「青本」が出版されるか否か,は未定だが,総監部門の受験者は,どちらにしても過去問が形骸化する前に合格してしまいたいところ.
 最近の傾向として,建設部門の面接本番を終えられた多くの方が,合格発表待ちの状態で総監部門の添削受講を申込みされています.やはり3月までの時間がもったいないというか,皆さん,せっかく付いた「勉強する癖」をそのまま継続したいという思いもあるようです.

総合技術監理 | 【2017-01-25(Wed) 12:55:11】
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