何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験 台風14号被害が残したものとは?
台風14号被害が残したものとは?
 台風14号の影響は大丈夫でしたか?私が住んでいる地域は直撃は避けれたものの,何箇所か床下浸水したようです. 

 善福寺川や妙正寺川の氾濫(はんらん)と下水道からあふれ出した雨水で、東京都内の家屋浸水被害はほぼ二千世帯に達した。被害の中心となった杉並区や中野区は低地帯というわけではないのに、どうしてこれほど水浸しになってしまったのか。

 気象研究所の過去約百年の国内統計によると、大雨の日が増加傾向にあるという。20世紀初頭の四年間には1日100ミリ以上の豪雨の日は全国平均で年0.89日だったのが、最近四年間では年1.11日に増えている。
 ただし、1日100ミリというのはいまだに1年に1日程度である。1時間に100ミリ以上の今回の豪雨がいかにすさまじかったかが分かる。

 都市の豪雨化の原因は2つある。ひとつは地球温暖化で大洋の海面温度が上昇し、海から蒸発する水蒸気量が増えていることだ。水蒸気の上昇エネルギーが蓄えられて台風やハリケーンが巨大化し、人間の居住地域を襲う確率が高くなった。
 もう一つはヒートアイランド現象により、大都市に温度の高い「熱の島」がいくつもできていることだ。局所的な都会の熱帯から発生する上昇気流で積乱雲が発達し、雷雨と集中豪雨が起きやすくなる。今回の豪雨も台風14号の接近が前線を刺激し、そこにヒートアイランド現象が手を貸したのではないかと考えられる。

 豪雨化に加え、都市の構造も大水害を招きやすくしている。河川の護岸と下水道網の整備で、都会は少々の豪雨なら対応できるようになったが、下水の排水能力を超える雨量が短期集中的に発生すると、一気に排水が生活領域にあふれ出してくる。大都市の生活は下水道網という見えない地下河川の上で成立しているといってもいい。

 このため、首都圏や近畿圏では、地下調整池の整備などが進められているが、まだ十分とはいえず、一層の対策を急ぐ必要がある。同時に住民も普段から水害に備えた情報の収集や避難路の確認などを心がけたい。
「Sankei Web 2005年9月6日」

…自治体のハザードマップ(災害予測地図)整備も重要だ。洪水の恐れがある地域や避難所などを示すものだが、主要河川でも、整備済みの自治体は3割にとどまっている。
 すでに整備している自治体も、地域の実情に合わせたマップの見直しが必要だ。対策の先進地とされる東京都杉並区では、今週初めの集中豪雨で浸水した地域がハザードマップから漏れていた。…
「YOMIURI ONLINE 2005年9月8日」

 台風や地震などの災害が起こると,マスコミ各社は一斉に整備不足を訴えてきます.かたや,財源問題になると公共事業削減を高らかにうたう,困ったものです. 
 本年度の筆記試験は終わりましたが,面接試験でこのあたりの調整をどう考えているか,問われる可能性はあるでしょうね.
 他方,アスファルト舗装もヒートアイランド現象の一因だとして悪者扱いされていますが,それを望んできたのは国民でしょう.今,都市部に砂利道を造ったら苦情の雨嵐ですよ.
 
 こうした相反する課題,社会的ジレンマについて真剣に考えていく時期が到来したのだと考えています.
 
 星野仙一(オーナー付シニアディレクター:こんなややこしい名称は必要ないと思うのですが.)さんもジレンマに陥っているのでは?
 巨人を倒すことに情熱を傾けてきた男が巨人の監督に……,そりゃまずいでしょ.認知的不協和理論どおりにいくと阪神に残ってくれるはず…….10日,すなわち今日の緊急会見を待つのみです.さて結果やいかに.
 
―今日のことわざ―
氷炭相容れず


建設一般 | 【2005-09-10(Sat) 09:39:34】
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