何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験
いよいよ「祭り」だ!
 いよいよ来週は技術士の筆記試験です.
 九州北部豪雨の災害対応で,それどころではない方もおられるでしょう.難しい判断になりますが,自分の立場を考えて「今すべきこと」の優先順位を決めてほしいと思います.

 今年度の受講者さんの傾向を見ると,尻に火がついてから準備を始めた方が多かったような気がします……とは言っても,ここまで来たら「もっと早い時期から少しずつ準備すればよかった」と言い訳しても仕方ありません.残り一週間しかないんだから,あれもこれもと新たなことを始める愚行は謹んで,これまでの復習に注力してください.
 特に,択一式は復習(詰込み)の効果が高いと思います.どうせ試験直後に忘れてしまう知識になるでしょうが,今は綺麗事を言っている場合ではありません.「勝てば官軍」の気持ちで頑張ってください.

 今年も恒例の!?画像を掲載しておきます.技術士試験は当日何が起こるかわからないから,やっぱり「祭り」がふさわしいんじゃないかな.
CIMG09458
 毎年言っていることですが,筆記試験当日の心得としては「自分が冷静な状態でいられるかどうか」を重視してください.
 建設部門と総監部門,どちらの部門も設問が何を問うているのか,という設問趣旨を正確に読み取ってほしいと思います.設問で要求されている事項から逸脱している論文は,いくら立派な内容を書いてもB評価以下になります.
 予想外の問題が出題されても,自分一人が慌てる必要はありません.みんな一緒の状態なんだから,深呼吸して一息入れて冷静さを取戻してください.

 精神論で合格できるほど甘い試験じゃないですが,気持ちの持ち方も大切です.昨年は相田みつをの「にんげんだもの」を掲載しました.
 「やれなかった やらなかった どっちかな」→堅苦しい格言より,試験勉強の本質を突いているかもしれません.「やらなかったんだ だってにんげんだもの」というオチは不要です.

 今年はサントリー創業者の鳥井信治郎を掲載しておきます.
 「やってみなはれ やらなわからしまへんで」→時間が足りないとか,何が出るかわからないなど,やる前から屁理屈を言うのではなく,とにかくやってみろ,ということ.これぐらいの男気というか,心構えで試験に臨むのがよいかもしれません.

 このブログを見ている皆さんの健闘を期待しております(当たり前だが受講者さんは特に!).自分がやってきたことに自信を持って,最後まであきらめずに頑張ってください.

日々寸感 | 【2017-07-08(Sat) 11:52:56】
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平成28年度 国土交通白書
 本日公表された「平成28年度 国土交通白書」は,困ったときのイノベーション頼みのようだ.そんな頻繁にイノベーションなんて起きないんだから,無責任な信仰はそろそろ止めたほうが……とはいえ,やたら「イノベーション=技術革新」と勘違いした報道が多いなか,白書の「はじめに」でイノベーションをきちんと定義した点は評価したい.
 以下に抜粋した項目だけでも概要のイメージはできると思います.

第Ⅰ部 イノベーションが切り拓く新時代と国土交通行政

第1章 我が国の発展とイノベーション
 第1節 我が国を取り巻く環境と社会経済状況
 第2節 我が国のイノベーションの現状
 第3節 イノベーションの歴史

第2章 イノベーションの創出と社会実装に向けた現在の取組みと課題
 第1節 イノベーションの創出と社会実装に向けた各国の取組み
 第2節 国土交通省における新たな技術・サービスの社会実装の取組み状況
 第3節 国土交通分野におけるイノベーションの課題と今後の取組みに求められること

第3章 イノベーションから産まれる未来への展望
 第1節 予想される未来の社会環境
 第2節 イノベーションが描く2050年の我が国

 第Ⅱ部に書かれている毎度お決まりの施策については,頻出キーワードの記憶定着を目的に斜め読みすればよい.選択科目Ⅲでは,最新の社会的な変化に対する課題の抽出が求められるので,第Ⅰ部の大要も把握しておきたいところ.白書の一字一句を追いかける必要はないが,最低でも「PDF:平成28年度国土交通白書(概要)」には軽く目を通しておくべきだと思う.
 以前のブログ記事「超スマート社会(Society 5.0)」も参考になるかな?

 そろそろ毎年言っている小言でも.
 いよいよ筆記試験が間近に迫ってきたので,自分なりに取捨選択して「やめること」を決めてください.あれもこれも手広くやっておきたい気持ちはわかりますが,「やること」ばかりで時間が足りないのは明らかです.
 試験日までの残り日数を考えると,建設部門の受験者は足切が実施される択一式に注力したほうがよいと思います.短期的な勉強によって点数が伸びる択一に注力すべき,という点は総監部門も同じです.

 択一式は機械的に覚えるしかないが,記述式の覚える範囲(暗記する量)は,自らのレベルに応じて自分で決めればよい.ちなみに,準備した論文を一字一句丸暗記するよりも,現状や課題,解決策など,それぞれのパーツを確実に覚えるスタイルのほうがよいと思います.そうしないと,想定外の出題のときに対応できないので.
 試験当日は,どれだけの知識が自分の頭にインプットされているか,これだけが頼みの綱になります.いくら論理構成が立派でも,アウトプットすべき知識の絶対量が不足していたのでは目も当てられません.くどいようですが,現時点での自らのレベルを冷徹に見極め,自らのレベルに応じて覚える範囲を決めてください.それが「やめること」を決めるアクションにもつながります.

建設一般 | 【2017-06-30(Fri) 20:11:03】
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平成29年度出題予想(道路科目)
 例年通り,設問の文章まで公開するのではなく,キーワードだけ羅列しておきます.ちなみに,キーワードに対するコメントはありません.細かくコメントすると想定問題そのものをさらけ出してしまい,結果的に受講者さんの不利益になってしまうので.自転車活用推進法は5月1日施行なので間に合わなかったけど,それ以外は想定問題として受講者さんに配布してあるものばかりです.
 これらは,あくまで私の予想なので,最終的な判断は自己責任でお願いします.

 ―凡例―
★★★・・・本命
★★☆・・・微妙
★☆☆・・・大穴


―道路【選択科目Ⅱ-1(専門知識),Ⅱ-2(応用能力)】―
1.凸部,狭窄部及び屈曲部★★☆
2.高齢運転者対策★★☆
3.自転車関連(自転車活用推進法)★☆☆
4.無電柱化対策★☆☆
5.道路土工構造物技術基準★★☆
6.舗装の点検★★☆
7.道路全般の維持管理(メンテナンスサイクル)★☆☆

 選択科目Ⅱ-1と選択科目Ⅱ-2はまとめて掲載しました.選択科目Ⅱは範囲が広すぎるので,本命は無しです.線形設計や平面交差,交通渋滞対策などの基礎的事項は除きました.過去のブログ記事(自転車活用推進法凸部,狭窄部及び屈曲部の設置に関する技術基準)が参考になるかもしれません.「道路土工構造物技術基準・同解説」が出版されたので,土工はこれを押さえておけばよいかも.
 何はともあれ,近年の出題傾向から考えると,手広く準備しておく必要があると思います.選択科目Ⅱの対策として準備したものが,結果的に選択科目Ⅲとして出題される可能性もあるので.

―道路【選択科目Ⅲ(課題解決能力)】―
1.生産性革命(地球温暖化対策)★★★
2.生活道路(暮らしの道)の事故対策★★☆
3.防災・減災★★☆
4.IT・ビッグデータ★☆☆

 物流や渋滞緩和に対する生産性革命は,地球温暖化対策につながるものなので,出題確率は高いかなと.防災・減災は一昔前の話ではなく,「熊本地震による道路構造物の被災」を踏まえて準備しておくべきだと思います.
 毎度のことだけど,「あれもこれも」と予想し始めたら切がない……何が出題されるかなんて誰にもわからないんだから,自分の思うがままに取捨選択するのが,一番後悔しないんじゃないかな.

出題予想 | 【2017-06-16(Fri) 20:01:57】
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超スマート社会(Society 5.0)
 23日に「経済財政運営と改革の基本方針」いわゆる「骨太の方針」の骨子が公表された.来月には「骨太の方針」が決定されるようだが,骨子の大幅な変更は考えられないので,前もって技術士試験の受験者は目を通しておくべきだ.特に,総監部門の受験者は,骨子に並んでいるキーワードの意味ぐらいは理解しておきたい.

 人材投資の抜本強化や生産性向上(働き方改革)は,連日あれこれ報道されていると思うので,今さらとやかく言わなくてもよいだろう.ちなみに,豊洲問題の発端ともいえるワイズ・スペンディング(賢い支出),働き方改革と消費喚起の一石二鳥を狙ったプレミアムフライデーなど,何やら失敗の香りがするキーワードはほどほどの理解で十分です.それより択一を1問でも解いたほうが賢い.

 昨年の総監部門は,成長戦略(日本再興戦略2016)のメインテーマだった第4次産業革命(IoT・AI・ビッグデータ)を知っているか否か,で記述式の解答レベルに差がついた.
 今年の成長戦略(日本再興戦略2017)は,超スマート社会(Society:ソサエティー5.0)の実現が柱だから,総監部門の受験者は,記述式対策の一環として予備知識を習得しておくべきだろう.

 Society 5.0は,狩猟社会・農耕社会・工業社会(Society 1.0,2.0,3.0),現在の情報社会(Society 4.0)に続く第5段階の「超スマート社会」らしい.乱暴にまとめると,AIやIoT,ロボットなど第4次産業革命のツールを本格的に社会実装するのが「Society 5.0」だ,と解釈すればよい.
 発信している情報ソースの性質(大企業側のロジック)を差引いて考える必要はあるが,Society 5.0の詳細は経団連の資料がわかりやすいと思います.

PDF:「経済財政運営と改革の基本方針 2017(仮称)」骨子案
PDF:Society 5.0実現による日本再興【概要】(経団連)
PDF:Society 5.0実現による日本再興【本文】(経団連)

―受講者さんへの事務連絡―
 私事で6月3日(土)と4日(日)は添削をお休みさせてください.6月2日(金)に送られたメールは,基本的に6月5日(月)以降の返信になります.ご無理を言いますが,よろしくお願いします.

総合技術監理 | 【2017-05-26(Fri) 20:04:29】
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建設部門の書籍
 新しく追加したものは赤文字表記しています.予約受付の書籍も随時掲載しています(予約段階の書籍に対する感想は昨年の内容になります).

技術士第二次試験「建設部門」必須科目 択一問題集 第1巻&第2巻 平成29年度版
 手前味噌になりますが,択一式の問題集をデジタルマーケット(DLmarket)でダウンロード販売しています.本問題集は,過去(平成13年度~平成18年度),および昨年まで(平成25年度~平成28年度)に実施された択一問題の出題傾向を踏まえて作成した練習問題(想定問題)となります.
 詳しくは「建設部門の択一式問題集について」の記事をご覧ください.第1巻と第2巻それぞれ単体でも販売しています.

平成29年度版 技術士第二次試験「建設部門」択一式問題150選 福田遵・羽原啓司 日刊工業新聞社
 過去問題と練習問題(想定問題)合わせて150問です.CEネットワークの択一式問題集の出来次第では駆逐されるような…….
平成29年度版 技術士第二次試験「建設部門」必須科目択一試験過去問題<解答と解説> 杉内正弘 日刊工業新聞社
 平成25年度から平成28年度,および平成13年度から18年度までの択一過去問題を解説しています.択一の過去問なら,これが無難でしょう.
技術士第二次試験[建設部門]択一式問題集 CEネットワーク(編) 鹿島出版会
 平成25年度から平成27年度の過去問題に加え,予想問題および演習問題を多数掲載しているようなので,期待したいところ.これまでの傾向から考えると,CEネットワークの書籍ならハズレはないと思います.
2017年版 技術士第二次試験 建設部門 択一式対策 厳選100問 日経コンストラクション(編)
 日経コンストラクションのシリーズは,発売時期が遅すぎるんじゃないかな?発売されてから勉強を始めたのでは,当該年度の受験に間に合わないと思います.

技術士第二次試験「建設部門」必須科目(択一式問題)の必須テキスト 羽原啓司 日刊工業新聞社
平成29年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>択一対策キーワード 杉内正弘 日刊工業新聞社
2017年版 技術士第二次試験 建設部門 最新キーワード100 日経コンストラクション(編)
 基本的にどれもキーワード集ですが,最新版の杉内正弘が手堅いかな.読んでいて眠くなるキーワード集を何冊も買うよりも,問題集を数冊購入して場数をこなしたほうが,記憶としてアタマに定着しやすいと思います.

2017年版 技術士第二次試験 建設部門 合格指南 日経コンストラクション(編)
 業務経歴の詳細欄の書き方など,参考になる箇所も多いと思います.ただし,選択科目の予想問題を見た感じでは,これを買うなら『技術士第二次試験 「建設部門」対策と問題予想(第4版) 羽原啓司』のほうがよいと思います(あくまで個人的な意見です).
技術士第二次試験 「建設部門」対策と問題予想(第4版) 羽原啓司 日刊工業新聞社
 現実的な予想問題が多いと思います.やはり記述式の対策本ならこれが一番か……とはいえ,解答例が示されていないので「どういう解答を心掛けるべきなのか」という点がわかりづらいかも.
2017年度 技術士試験[建設部門]傾向と対策 CEネットワーク(編) 鹿島出版会
 手堅くまとめている印象ですが,択一と記述式は別々に市販本を用意したほうがよいと思います.「両方を一冊で」と欲張ると,紙面の関係上どちらも中途半端になってしまうので.

建設人ハンドブック2017年版-建築・土木界の時事解説 日刊建設通信新聞社
 英語の勉強でたとえると単語集みたいなものです.新書と同じような値段(安い)ですし,ざっと業界を俯瞰できるので購入すればよいと思います.
理科系の作文技術 木下是雄 中公新書 (624) 中央公論新社
 類似本は多数ありますが,この本だけで十分でしょう.
類語国語辞典 大野晋,浜西正人 角川書店
 同じ語句や熟語ばかりを繰返し使うことがないよう,類語辞典を活用しましょう.なお,類語辞典は何種類かありますが,この本が無難でしょう.
国土交通白書〈2016〉 平成27年度年次報告 日経印刷
 国土交通省のホームページでも閲覧できます.PDF版全ページを『自腹で』打出しするぐらいなら,書籍を手元においておくべきでしょう.

書籍案内 | 【2017-05-20(Sat) 08:05:17】
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(事務連絡)懇親会の案内配布について
 添削講座を通じて知り合った合格者さんたちとの「懇親会」の案内を配布しているのですが,メールアドレスを変更されている方が10名ほどおられます.
 昨日メールで案内を再送したので,届いていない方は連絡いただければ,と思います.直接私宛にメールしても結構ですし,こちらからでもOKです.ちなみに,今年の懇親会は「博多」で開催です.
 参加するかしないかは別として,できれば皆さんに案内は送っておきたいと思います.毎年変わる開催場所によっては,参加可能なケースもあると思うので.

 人と人のつながりを切るのは簡単ですし,SNSやネット環境が整っている現在,顔を突き合わす必要性は減っているのかもしれません.しかし,人間関係が希薄になりつつある時代だからこそ,職場の異なる技術士と「ひざ」を交える価値があるのではないでしょうか.あえて昭和レトロの雰囲気というか,ざっくばらんな付き合いもよいのではないか,と思っています.

日々寸感 | 【2017-05-15(Mon) 12:47:40】
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総監部門 択一問題集  平成29年度版
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